BMの今では昔の話 (51)

基本にだけ忠実でも
 日本の3代企業家といえば松下幸之助(松下電器創業者)、本田宗一郎(ホンダ自動車創業者)、稲盛和夫(京セラ創業者)だ。 これらのうち稲盛和夫を“経営の神”と呼ぶ。 彼は1990年代バブル崩壊後長期複合不況まで耐え抜いて“京セラ”を世界的大企業に育てた。
 京セラは今159個の子会社に58,000人の従業員、売上額 増加率は毎年27%ずつ記録する。 経営の神の経営哲学が気になっていた。 それは本当に単純だった。

嘘を言わない、
他人を避けない、
正直に行動すること、
欲張らない、
自分のことだけ考えない などだ。

 全部幼稚園で習ったものなどではないのか。
 彼は65才で引退して退職金56億ウォンを母校の鹿児島大学など教育機関に全額寄付することにして一線から退いた。
 しかし世の中は彼をそっとしておかなかった。 日本航空(JAL)の危機が経営の一線にまた呼び出した。 彼を救援投手として前に出して破産直前の日本航空をまた飛ぶようにしたかったのだ。
 卓越したリーダーを越えて偉大なリーダーになった稲盛和夫がいる日本がうらやましい。 トヨタは“リコール”問題で苦労している。 米国聴聞会へ呼ばれるところ。 トヨタは守勢から反撃を選んだ。 天文学的な広告費を支払ってスーパーボールの広告時間を買った。 信頼回復のためだ。 敵対的な放送会社には広告を与えないで友好的な放送会社にだけ広告を与える道を選んだ。 幼稚園でもこのように教えてはいない。 嘘をついた誤りを認めるならば信頼回復にも欲張ってはならない。
 企業や政治家とかリーダーシップが信頼を失う時がある。 また行き過ぎた欲はまた他の不信を産むことになる。 このように難しい問題が迫る時幼稚園で習った基本にだけ忠実でも問題解決の道は開かれるのだ.

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