無線電信の巧みと技

William G.Pierpont N0HFF

-改訂2版-

第17章 よくある誤りと対処方法

 
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送受信時エラーは時々発生します。
優秀な通信士は送信中に殆ど誤りませんが、特に様々な悪コンディション下での送受信中においてエラーが発生することがあります。送信時に誤りやすい符号と悪コンディション下で誤って受信されやすい符号があることを予め知っておく必要があるでしょう。それらは次のようなものです。

練習を進めていくと何度も同じ誤りを繰り返してしまう事があります。もし2つの文字を混同する傾向があるならば、ヒヤリング練習でその文字を交互に聞いて各文字のリズムの違いが明確に認識出来るまで続けます。

実際の受信時に明白な文字抜けなどが生じている場合には文の前後関係からその意味を判断します(ただし数字、規則性の無い文字列、あるいはコールサイン等の場合には通用しません)。 通常あなたが送信時に誤りに気づいた場合、次のようにオペレーションすると良いでしょう。

 (間を取ることで問題点があったことが受け手に伝わります)
 

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