A1-Forum = 自作 = |
|
|||||
《prev 9 next》 |
・選択したスレッドを表示しています。返信は下↓のフォームからどうぞ。 | ||||
|
||||
● No.9 |
|
|||
|
||||
|
FTシリーズの諸元表を眺めて...
|
|||
|
||||
● res.1 |
|
|||
|
||||
|
今、50W出力です。 SWR/Powerメータの前に1.5mの3c-2vで、トロイダルコア:FT-240-43を2段重ねで15回巻いてます。キャンセル巻きではないのです。 あー。やってしまっているかも。 諸元表によると、FT-240-43 は、標準帯域:10〜200MHz帯除去用です。2段重ねで15回もまいたら、18MHz以上のHF帯域は、除去されていますよねぇ。 どうりでブロードバンドアンテナで、7MHz以外が弱いはずです。こんなことも理解できていなかった自分は恥ずかしい限りです。そもそも、諸元表は、今日やっと入手できたもので。 諸元表によると、FT-240-63 で、標準帯域:100〜500MHz帯除去用です。2段重ねでキャンセル巻きで15回もまいたら、HF帯域・50MHz帯域は、大丈夫ですよね。 また、自作が増えます。 |
|||
|
||||
● res.2 |
|
|||
|
||||
|
認識が間違っています。 トロイダルコアに同軸ケーブルをそのまま巻いた場合は、コモンモードフィルターとして動作します。 同軸ケーブルの芯と網に流れるRF電流のうち、同相のものが打ち消され、ミスマッチによるアンバランスからくる同軸からの余計な輻射を抑えるものです。 43材はHFのハイバンドで効果があり、察しの通り10MHz以上でコモンモード電流を阻止できます。通常のRFは遮断されません。 ローバンドでのコモンモード電流を阻止したいのであれば77材を使います。 よって、コモンモードフィルターとしてHF帯を全てカバーしたければ、77材で巻いたものと43材で巻いたものを直列にします。私は240サイズを使用して200W環境で使っています。50W環境であれば一回り小さい114サイズで十分です。 ローパスフィルターを作りたいのであればやり方が違います。 このあたりの知識にはトロイダル活用ブックをお勧めします。バイブルです。 また、このコモンモードフィルターを入れたことにより受信感度が下がった場合は、それはブロードバンドアンテナが主たるアンテナとして機能していなく、接続に使っている同軸ケーブルがアンテナとして動作している証拠です。すなわち、大量のコモンモード電流が発生していることになり、これこそがインターフェアーの原因となります。 正しくきれいな電波を発射するには、正しく調整されたアンテナが必要。アンテナ以外のところから輻射される電波は余計なことをしてくれます。 受信は線が繋がっていればマッチングがとれていなくてもよく聞こえます。だからよく聞こえていたのでしょう。しかし、送信はそうはいかないので気を付けないとインターフェアーを起こしまくる原因となりますから要注意です。 |
|||
|
||||
● res.3 |
|
|||
|
||||
|
JQ1BWT さん。ありがとうございます。小菅です。 あれから、いろいろと、様々なサイズの同軸ケーブルにて、#43材。#43材と#77材の直列。と作成してまいりました。 挿入することによって、SWRの変化も少しずつ認識できたようです。 最近では、50W移動用のバランもいくつか作成いたしております。移動用といえども、コモンモードフィルタを挿入して移動運用しつつあります。 最近は、コンディションもあまりよくなく、また、暑さ対策の必要性から、移動運用をなるべく控えておりますが、もうしばらくしましたら、また、再開したいと思います。 |
|||
|
||||
● res.4 |
|
|||
|
||||
|
>JQ1BWT さん。ありがとうございます。小菅です。 > >あれから、いろいろと、様々なサイズの同軸ケーブルにて、#43材。#43材と#77材の直列。と作成してまいりました。 > >挿入することによって、SWRの変化も少しずつ認識できたようです。 > >最近では、50W移動用のバランもいくつか作成いたしております。移動用といえども、コモンモードフィルタを挿入して移動運用しつつあります。 > >最近は、コンディションもあまりよくなく、また、暑さ対策の必要性から、移動運用をなるべく控えておりますが、もうしばらくしましたら、また、再開したいと思います。 |
p.ink |