無線電信の巧みと技
コミュニケーションの一手段として国際モールス符号を習い、使い、マスターし、
楽しむためのマニュアル
William G. Pierpont N0HFF
"What Hath God Wrought! 神がなすところ"
電信に興味を持つ人々、それを学びたい人々、それを愛する人々、そして上達したい人々のために
N0HFF
電信の巧みと技は他に類の無い独特のものです。この技能を修得した人々を真剣に研究した心理学者はそれに魅せられ、それを理解する試みに挑戦しました。
断続するトーンだけで貴方の思いを他に伝えることができるということ自体、好奇心をそそることではないでしょうか。
改訂第2版
(c) N0HFF 1997ワールドワイドウェブへの掲載は著者William Pierpont氏の許可を得てJon Oates GM0VIYが行なった。
私(Jon Oates GM0VIY)はBill Pierpont N0HFF(著者)にMEGSがホームページ上で本書"The Art & Skill of Radio-Telegraphy"を公開することを許可するにあたってのサポートに感謝します。私はまた、テキストファイルを自分のモールス練習プログラム"The Mill"と共に用意し配布してくれたJim Farrior W4FOK氏にも感謝の意を表したい。GM0VIY
【日本語訳について】
本書The Art & Skill of Radio-Telegraphyの日本語翻訳プロジェクトは1999年12月に、著者N0HFFの快い許可を受け始まりました。翻訳作業はモールス通信を愛好するJARL A1 CLUBの有志のボランティア活動によって実現しました。本書の内容は英語を母国語とする読者を対象としていますが、符号の習得の仕方、上達の方法は日本人でも同様に当てはまりますし、欧文通信をもっと上達したい向けには更なる示唆が与えられています。翻訳に際してはできる限り原文に忠実に且つ、分かりやすい表現を目指しましたが、知識不足による誤解や誤訳があるかもしれません。あらかじめご了承願います。
翻訳協力局:JA7QLP, JF1NHD, JM1AAJ, JH1NYC, JJ8QYS, JJ3FZR, JI3DNN, 7K4XVK, JK1FKN, JH8MWW, JL1KRA & JE1TRV(順不同)
この翻訳書が日本のCW愛好家の裾野を少しでも広げることになれば幸いです。 一人でも多くの方に読んでいただくのが原作者の意向でもありますので、本書は自由にコピー、配布して頂いて結構です。(但し、内容は無断で変更しないでください。) 本書に関するご意見、ご指摘が御座いましたらお気軽にJARL A1 CLUB事務局までご連絡下さい。
英語原文参照先:http://www.qsl.net/n9bor/n0hff.htm
2000年8月
JARL A1 CLUB事務局 JE1TRV
2000年に日本語訳の印刷本を200部作成し、原作者N0HFF、Billに寄贈した際に氏から寄せられたコメント
【修正】2005年3月下記の一部に修正を加えた。
前書き、はじめに、無線電信は時代遅れ?、概要、第1章、第2章、第3章パート1、第4章、第5章、第6章、第7章。
修正にあたり、JA1MML吉廣OMに2000年に指摘いただいていたコメントを参考にさせていただきました。MNI
TNX
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