CW講演会
講義の資料も一部公開します。(マークの資料は会員限定)
2004年8月21日(土) 講演会が開催された 会議室103+104 ハムフェア会場と同じ1F にあるのだが、ハムフェア 会場からは少し離れており 場所もわかりにくかったようで・・・VY SRI 当日の (スケジュール表) |
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10:30受付開始 続々と聴講者が集まる 受付スタッフも大忙し(^^; 茂木さん、岩崎さん一日ご苦労様! |
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会場は熱心なCWファンで満員! | |
11:00-11:50 電波伝搬と太陽活動 by JA1VJQ 持丸OM HF帯における電波伝播と電離層効果についての基礎から実際まで、太陽活動の詳細、電離層擾乱のしくみ、を120頁にのぼる渾身の資料で解説いただきました。太陽と地球の壮大なシステムのなかでアマチュア無線をやっているのだと実感すると共に、その技術的な奥の深さに「電波」の魅力を改めて認識しました。 解説資料 ◆改訂版◆ ダウンロードページへ 講演風景ビデオ(会員限定, wmv, 22MB) |
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13:00-13:50 「怒鳴る」より「耳を澄」まそう by JA6HW 角居OM アマチュア無線通信士からアマチュア無線技士へ原点回帰の,お奨め!という副題で、技術習得の大切さを数々の具体例を基にご講義いただき、アマチュア無線が総合技術力を要求される趣味であることを再認識し、資格ばかり1アマでもそれにふさわしい技術力を持っているかといわれると非常に耳の痛いお話でした。短い講演時間をフルに使うためあらかじめナレーションを吹き込んで自動再生するプレゼンテーション資料をまとめていただきました。 完全ナレーション付講義資料(会員限定) 講演風景ビデオ(会員限定,wmv,9MB) |
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14:00-14:50 ハムの定義 by JA7SSB 齋藤OM HF帯がまだ利用されていない、当然電波法や規制などもなにもないところにアマチュアが生まれ、アマチュア精神でHF帯が遠距離通信に適していることを実証していった黎明期のアマチュアこそ「ハム」といえる存在である、そういうアマチュア精神を持ちつづけることの大切さを、今回のためにまとめていただいた年表を追いながらご講義いただきました。 講義資料(無線年表) 講演風景ビデオ(会員限定,wmv,19MB) |
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15:00-15:50 CW Chatの愉しみ by JA1NUT 鬼澤OM なぜCWなのか(設備規模・無線らしさ・知的さ)、CWラグチュ−の壁とは(送受信能力・英語力)、暗記受信の重要性のお話に続きN3RSとの実際のQSOの様子を録音テープで聞きながら、ポイントをご講義いただきました。鬼澤さんのレベルには永久に及ばないかもしれませんが、欧文CWでおしゃべりを楽しめるようになりたいという気持ちが改めて強固なものとなりました。 音声ファイル付講義資料(会員限定) (ブラウザーの種類やPC環境によっては表示されなかったり音声が出ない場合があります) 講演風景ビデオ(会員限定,wmv,16MB) |
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16:00-16:50 和文の愉しみ by JA1HHF 日高OM 欧文では表現しきれない、微妙な表現が和文モールスだと可能になる。モールスは和文から覚えるのがよろしい。和文は冗長になり勝ちというが、工夫次第で効率化できる。などなど和文のメリットを多角的にご講義いただきました。日本人CWマンであれば和文は当然のたしなみとしてできるようになりたいものです。 講演全文+α(PDFファイル) 講演風景ビデオ(会員限定,wmv,22MB) |
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17:00-17:50 理想のキーとは by JA7GHD 氏家OM コストアップを覚悟で理想のキーを求めて敢えて3軸構造を採用されたGHDパドル、バグキー。マイクロメーター装備で接点間隔が百分の一ミリ単位で調整できる縦振り電鍵など。モノ作りへの思い入れをご講義いただきました。後半は実際に正当な反動式縦振り送信術をはじめ、複式、パドルの操作実演していただき、大変勉強になりました。最後にクラブに縦振り電鍵とパドルを各一台寄付いただきました。本当にありがとうございました。私もGHDの光センサーパドルをメインに使用しているユーザーの一人ですが、氏家さんの言う「つやのある符号」を奏でることができるよう精進したいと思います。 講演風景ビデオ(会員限定,wmv,59MB) |
(報告文:JE1TRV)