A1-Forum = KEY = |
|
|||||
《prev 4 |
・選択したスレッドを表示しています。返信は下↓のフォームからどうぞ。 | ||||
|
||||
● No.4 |
|
|||
|
||||
|
バグキーの短点送出に伴い、余分な雑音が出てしまうという 現象はしばしば生じます。U字型のバネに不要な振動が生じる ためと考えられています。 この雑音は、短点の接点間隔を適切に取ることによって 減らすことはできますが、なかなか実用に支障のない程度に まで減らせないことも多いものです。 キーイング回路にパラに小さなコンデンサーを入れること 等も行われるようですが、それではキーイングの形(ウェイト) が変化してしまいますし、接点の劣化も心配になります。 Jim W0EBの制作している、Dot Stabilizerという簡易な 機械的装置が、この雑音の低減に有効です。Jimのqrz.com のページ、BIOGRAPHYの記述の中ごろに、これについて出て きます。1920、30年代に、McElroyというバグキー メーカーによって発明されたもののようです。 私が使っているバグキー、1949年製のVibroplex Originalモデル、これは友人のDon WB6BEEが退職祝いにと 送ってくれたものですが、Donがこのバグキーにこの装置を つけて送ってくれました。確かに短点を安定化させるのに 有効であることを実感しています。バグキーに不可逆の 変化を生じさせることなく、簡易に取り付けられるようです。 興味のある方は、Jimに連絡してみられたら如何でしょうか。 Jimは、若いころ米軍で仕事をしており、北海道在住時に JAのハムの方に指導をして頂いて無線を始めたと懐かしそうに 語っていました。親日家でもあります。 以上、ご参考までに。 |
p.ink |