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No.460
第882回 8/17 「お試しkey局デー」(NO.84) 2019/08/02 (Fri) 20:44
JR5GWR
-- --
みなさん こん*** JR5GWR/宅間です。
いつも OAM に御理解・御協力 有り難うございます。

第882回 8/17 「お試しkey局デー」(NO.84)のキー担当希望局を募集致します。
ご希望の方は、8月9日(金)を〆切としますので
A1 MLもしくは私、個人宛メールで連絡下さい。
詳細は、〆切後に連絡させて頂きます。

PS
パイルへの恐れや、気恥ずかしさなど、いろんな理由があるでしょうが
これを上回って、楽しいことは請け合いです。
やり始めて、途中でパニックになったら。。。なんて、心配ご無用。
ゆっくりやっても良いし、途中で、突然放棄しても
ちゃんとバックアップ体制もできています。
 <希望局には、事前にバックアップ局を連絡します>
なにより、A1CCアップには絶大の効果。(^o^)丿
楽しくって、うまみがあって、しかも責任は無い。
仕事がこうだったら、天国ですねhihi
希望殺到で、抽選にならないのが不思議なくらい。
難しく考えないで、やってみましょうよ! これが、A1クラブの精神です。

res.1
Re1:第882回OAM 「お試しkey局デー」(NO.84) 2019/08/12 (Mon) 20:52
JR5GWR
-- --
みなさん こん*** JR5GWR/宅間です。
OAMでは、いつもお世話になっています。

第882回OAM 「お試しkey局デー」(NO.84) のキ−担当希望局を募集しましたところ JO1DGE/久保寺さんから御希望を頂きました。
そこで、JO1DGE/久保寺さんに お願いすることになりました。
後日、詳しい御案内がありますので、よろしくお願いいたします。

res.2
Re2:第882回OAM 2019/08/12 (Mon) 21:57
JO1DGE/AKI
1エリア OM
url
今回、「お試しkey局デー」(NO.84) のキ−担当を希望して、はじめてキー局をつとめさせていただく 神奈川県小田原市 JO1DGE(AKI)です。
緊張してかたくなっていると思います。お手柔らかにお願いします。
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   【第882回 OAMのご案内】 

1:日 時:8月17日(土) 06:30〜10:00頃
(途中 ガソリン補給でQRX5分程度するかもしれません。
   
2:周波数: 3.520MHz付近 7.025MHz付近 10.126MHz 付近

3:形 式 : 従来方式

4:設備 : JST-245(8W〜150W)
       Wire Dipole(1.9/3.5/7/10MHz)/ 6ele Yagi(50MHz)

5:担 当 : JO1DGE/AKI (A1C#3075C) 久保寺

6:運用地: 神奈川県小田原市
常置場所・設置場所からの運用ですが、電源は発電機(600W)です。

7:備 考 : 初めてのキー局です。16-18WPMくらいで打ちます。ゆとりがあれば最後に50MHz(50.060MHz付近)、また早朝の6時頃に1.9MHzにQRVします。
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*************************
JO1DGE(AKI)
久保寺克明
Jo1dge@jarl.com
*************************


res.3
第882回OAM 結果報告 2019/08/18 (Sun) 00:49
JO1DGE/AKI
1エリア OM
url
【第882回 OAM結果報告】
 前夜の台風の風で裏山のシャックのワーヤーダイポールの支柱が大きく反って、バックアップ局には前夜から心配をおかけしました。強風になんとか耐え、6時前から1.9MHzで電波を出し始めました。
もたもたしたオペレートでご迷惑おかけしました。キー局を行ってみてはじめて、キー局のたいへんさや技量の高さを感じました。3.5MHz、7MHz、10MHz、3つのバンドともQSBを伴っていることが多く、私の技量のなさからコールを1回でとれないことが多く申し訳なかったです。
出力は長い時間の運用を考慮して50Wにおさえました。

10MHz終了時、発電機のガソリン給油のため、信号を途切らせてしまいました。
3.5MHzから7MHzへ移るタイミングは、たくさんの局に呼ばれて、うまくとれず、何局か落としてしまったのではないかと思います。
反省することが多いですが、貴重な経験でした。
ありがとうございました!
--------------------------------
1.9115MHz
メンバー 5局
JR2WLQ, JR2AWS, JM1OOP, JA4MRL, JH0IGG,

メンバー外 0局
--------------------------------
3.5245MHz
メンバー 46局
JA3NSW, JE1EQE, JH0OXS, JA2WSP, 7N4TXI,
JE0ARV, JR2AWS, JI7HIF, JR2WLQ, JM1OOP,
JA1DFP, JA9BSL, JA1MNK, JR9POO/1, JH2CMH, JA1TJV, JA1AKO, JO3UCS, JH0FOG, JK1SDQ, JR0DIL, JN1LGH, JA3AVO, JN1LRU, JJ1IZW, JA1MFT, JG3QHX, JH1MFJ, JR1CPB, JI1GQO, JK1DZT, JA1FCC, JH1SAV, JJ1IAW, JA1TPR, JR7FMQ, JA4MRL, JN4SNG, 7K3VZI, JA8FXG, JF3LPM, JK7UST, JS2PHO, JF1EPL, JR3NDM, JI2SVL,

メンバー外 0局
--------------------------------
7.0245MHz
メンバー 72局
JH2CMH, JG3QHX, JF1KGX, JR2AWS, JA3NSW,
JI3CJP, JE1LGY, JR3NDM, JI3DST, JN3IEN/2, JA6CEJ, JN4SNG, JE6HID, JA3RDU, JA4MRL, JP3TWZ, JR7FMQ, JF3DYA, JA4IIJ, JM1OOP, JH3LSS, JR2MCN, JK7UST, JO3UCS, JR4BFA, 7M4AOE, JR3OYH, HL2BM, JL7UWQ, JH4JUK, JA8DYM, JH0OXS, JL2OGZ/2, JS2AHG, JF1EPL, JM3AAN, JE7UCS, JE6FRW, JS2PHO, JR2BBJ/2, JS2FOU, JG1SNW, JF4CAK, JI7HIF, JA7QLP, JA8FXG, JH1ASG, JH7ULA, JJ1JRH, JE1JDD, JO2BWZ, JH3RGD, JA4BWZ, JJ2DWL, JL1EDB, JE3ECD, JA7BWV, JJ5ODI, JS2DAA, JK3LXS, JF1JDG, JO7RAA, JH9CDZ, JA1OYB, JA4NIJ, JF1OVM, JA5IVG, JR5GWR, JH5UPH/4, JR2WLQ, JA2UFH, JH4FUF,

メンバー外 5局
--------------------------------
10.126MHz
メンバー 19局
JA3RDU, JA6CEJ, JH2CMH, JR3NDM, JL2OGZ/2, JH5UPH/4, JA3NSW, JM1OOP, JM6EKY, JH3BUG, JA5IVG, JA6EOD, JE6FRW, JN4SNG, JG2INL, JR3OYH, JS2DAA, JH4FUF, JI7HIF,

メンバー外 7局
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50.060MHz
メンバー 1局
JM1OOP,

メンバー外 0局


*************************
JO1DGE(AKI)
久保寺克明
Jo1dge@jarl.com
*************************


res.4
『お試しキー局』を希望して −その1− new! 2019/08/24 (Sat) 08:55
JO1DGE/AKI 久保寺
1エリア OM
url
【はじめに】
 いつかお試しキー局に手を上げたいと思いつつ、ラバースタンプQSOの域を出ない、しかも、20WPM以下のスピードの交信しかしていない私に、そんなことはできないし、みなさんに迷惑になると考えていました。しかし、いくつかの小さなきっかけで清水の舞台から飛び降りるような無茶な志願をしたのですが、終わってみると、貴重な経験で得るものは大きく、支援・応援していただいたOAM部会の方々やチェックインしてくださったみなさんに感謝でいっぱいです。
 また、キー局終了後、私と同じように『お試しキー局』への希望をためらっている人たちから連絡をいただき、私の経験がどこかで生かされればと思い、体験記を書くことにしました。

【キー局希望のきっかけ】
○環境の変化
 5年ほど前、家の都合で定年を数年後にひかえて早期退職し家業の農家を継ぐことになりました。ワイシャツ・ネクタイ姿からペンを鍬に持ち替え、軽トラに乗る毎日がはじまりました。それまで仕事の忙しさから局免こそ切らせていませんでしたが、10年間ほど交信のなかった時期がありました。時間にゆとりが持てたこと、山の畑は、隣の竹林から竹を切り出してワイヤーアンテナなら張り放題なこともあり、農作業が終わればそのまま夜まで、山の作業小屋でお茶を飲みながら無線ができる環境になりました。

○さえない技量と心持ち
 電信のライセンスをとってから30年あまり、電信は好きで、A1クラブにも入れていただき、電信での運用も多いのですが、呼びに回ることがほとんどで、自分からCQを出すことが少なく、交信はラバースタンプの域を出ません。いつもと違うパターンの文が返ってくると理解できないことさえあります。思い切ってCQを出しても数局続けばいい方で、すぐにCLを打つ始末です。3.5MHzや7MHzでは、次々に呼ばれるのが辛くてCQすらためらう状態です。
気が向いたときに少しでも受信の力を上げようとフリーソフトのCW Freak NETに取り組むのですが、スタートは、16WPMからです。その2倍くらいの30WPMで練習するといいらしいのですが、とにかく集中力が続かない私です。楽な方をとるのでなかなか上達しません。もちろんCompetitionに参加するなんて、はじめから『無理!』の世界です。でも少しでも、電信が上手になって今より楽しく交信できたらとは思い続けていました。


〇いくつかの小さなきっかけ
2018年のハムフェアでA1クラブの出展する『CWの里』のブースでたくさんの電信好きの人たちに会い、普段電信で交信してくださっている人たちは、こんな人たちだったんだと、楽しくなりました。みなさんすごい人たちばかりだ(ほんとにすごい人たちなんですが)と、いつも交信しながら思っていましたので、その笑顔や気さくな人柄に少し安心もしました。
その夜、たまたま誘われたA1Cの懇親会で『お試しキー局』をされた方のお話を聞きました。『自分のペースで、・・・コールがとれなかったら何度でもやりなおせばいい、・・・うまくできなくて当たり前、・・・』そんなに話に敷居の高いものではないのかなとも思い、とても興味は持ちましたが、普段CQも出さない私には、あまりにも実力不足とその時は思いました。
それでも何となく気にかかっていて、OAMの時は、みなさんの呼ばれる様子とキー局の様子から、自分がこんなにたくさんの局から同時に呼ばれたらどのくらい対応できるのか、パイルの中からコールを拾い上げてメモするシミュレーション練習みたいなことを時々していました。少しずつ自分からCQを出して呼ばれることに慣れる、呼ばれることの楽しさを感じるようにしてみました。それでも、コンテストではCQを出す勇気もわきません。『まあ、とにかくゆっくり少しずつ、電信の交信を楽しもう』と思っていました。
 2ヶ月に1度メーリングリストに『お試しキー局のお誘い』が流れてきます。『楽しいことは請け合いです。途中でパニックになったら。なんて、心配ご無用。A1CCアップには絶大・・・』というような文面で。この甘い誘いに手を上げたら地獄を見る(担当者さん、すみません!)そう思っていました。確かにキー局をやってみて、少し地獄が見えかけたのですが、電信が嫌いになるほどではなかったです。むしろ得るものが多かったです。(後述)

〇えいっ!やあーっ!と手を上げた
 いつまでも、もじもじとしていてもしかたがない、本当に『お試しキー局の募集のお誘い』通りいいことばかりあるのかやってみなくてはわからないし、だいたい『お試しキー局』なんだから、そう思い8月のお試しキー局に希望を出しました。とはいうものの自分の力量への自信のなさに変わりはありません。希望のメールを出すと緊張が高まって、当日まで、パイル気味になっている交信を探しては、受信練習をしました。
 手を上げた1番の理由は、少しでも自分を高めてみたいという気持ちでした。

〇とてもていねいな案内・万全のバックアップ体制
お試しキー局の希望メールを出すとすぐに返信が来ました。『希望者は1人です。締め切りまでお待ちください。・・・』募集の締め切りが過ぎると、お試しキー局決定のお知らせやデータ集計用のエクセルファイルとていねいなアドバイスをいただきました。さらに数日前には、途中でギブアップしたときにバックアップしてくださる局を知らせていただき、またバックアップの局からも親切なアドバイスがメールで送られてきました。バックアップ体制は万全です。ただ、私の緊張だけが高まってしまいました。

 *** つづく ***

res.5
『お試しキー局』を希望して −その2− new! 2019/08/24 (Sat) 08:59
JO1DGE/AKI 久保寺
1エリア OM
url
【いよいよOAM運用】
前日、大型の台風は日本海を通過中、明日はいい天気と思われましたが、神奈川県の三浦から西湘にかけて強風波浪の注意報が出て強い西風が吹きました。ふだんは、小田原は箱根や丹沢に囲まれているので強い風はあまり吹きません。山の畑の竹竿ダイポールを見にいくと大きくしなっていました。強風の中、滑車を緩めてアンテナを下ろすこともできず、バックアップの局に連絡して状況を伝えるとともに、最悪の場合、自宅の短縮ダイポールから3.5MHzと7MHzのみになることを伝えました。


〇手が思うように動かない
『朝寝坊しないように』というアドバイスもいただいていましたが、前夜の強風とアンテナが心配で、5時頃山の無線小屋に行きました。幸いすべてのアンテナは無事、SWRにも変化はありませんでした。発電機のガソリンは前日に満タンにしオイルまで交換しました。予備の発電機と無線機も持ってきました。机の上には
『CQ A1C OAM DE JO1DGE K』
『TU DE JO1DGE A1C OAM K』
『PSE QRX QRX KEY STATION CHANGE TO ・・・・  PSE QRX』
と CQとギブアップしたときのお助けの電文を書いた紙を貼っておきました。
予想通り緊張して思うように手が動きませんし、汗でパドルに指がくっつく感じです。用意したベビーパウダーを指に少しつけて、午前5時40分、1.9MHzで
『CQ A1C OAM DE JO1DGE K』
を出しました。

早朝から私の電波をとらえてくださった局、本当にありがとうございました。1.9MHzでの5局との交信で、肩と手から少し力が抜けました。
『パイルの中に投げ出された初心者の戦い方』なんて本があったら、読んでみたかったです。6時15分、予定の15分前に3.5MHzでA1C OAMの電波を出し始めました。運用時間を長くとり呼んでくださる局が分散すれば、とりやすいかなと思ったからです。いきなり針が9プラスを振り、わけのわからない状態がはじまりました。



【ここからは、4時間ほどの緊張と舞い上がった気持ちの中で感じたり気づいたりしたことです】
 初心者には初心者の戦い方があるといえばカッコイイですが、パイルの中で溺れかけている初心者のあがきと思ってください。

〇 とにかく強く局はとってしまえ!
『何局かに同時に呼ばれたら、弱い局から順に拾い上げていきなさい、それが紳士的なアマチュア無線』、昔、先輩にそんなことを教わったことがあります。しかし、電信のパイルの中でおぼれかけている初心者の私には、正直なところ強い局から取り上げる、それしかできませんでした。ところが、強い局に応答した瞬間、次は、もうとれる局はいないのではという不安が涌いてきました。でも、そんなことはなかったです。

〇パイルの山の後ろからとるのは邪道と言うけれど
理屈ではよくわかります。だんだんと呼ぶ局がうしろに広がってしまうんですよね。
パイルの山の後半の /2 や /QRP をとるのは許せます。しかし、毎回パイルの山の後ろばかりを拾うのはまずいと思いますが、初心者の私には、ひとつの方法でした。

〇自分で出した指定を自ら無視してしまいました
 キー局の指定を無視して(指定が聞き取れないという場合も多いと思いますが)
コールするのは、基本まずいです。でも、A1C OAMではそういうことはありませんでした。指定を無視したのは、キー局をつとめる私でした。自ら指定した文字と違う局を拾い上げることがありました。脇で聴いていたら怒りたくなる行為です。パイルの中でおぼれかけているとはいえ、もう少し落ち着いて聴いて応答するべきでした。

〇 私は、やっぱり紙ログだ!
 右手と左手で別のことができない私は、最近、ようやく電信で交信しながらHamLogの入力ができるようになりました。パドルもキーボードも鉛筆もすべて右手を使う不器用さ(器用さ?)です。1度にたくさんの局に呼ばれるOAMでは、紙に書こうと決めていました。修正も簡単にできますし、古い人間の私には、それが合っていました。OAMの終了後にデータ入れの作業ができてしまいますが、紙に書いてよかったです。紙のログ帳でなく、A4の白紙のメモ帳に時刻とコール、RSTのみ書きながら進めました。そんなわけでほとんどの局に対してHamLogを使っていませんでしたから、キー局として相手局のハンドルすらも返せない不甲斐なさを感じました。

 *** つづく ***

res.6
『お試しキー局』を希望して −その3− new! 2019/08/24 (Sat) 09:01
JO1DGE/AKI 久保寺
1エリア OM
url
〇怖いのは速さじゃなかった
パイルでなくても30WPMで呼ばれたら、1回でコールをとれる確率は50%もない私ですが、そんな力にA1Cメンバーは合わせてくださっていたので、速すぎてとれないという局はありませんでした。何よりとれない原因は、ほぼ同じトーンで混ざり合う強い信号でした。最初の一文字目のJのあと、多くの局が混じって理解できなくなりました。

〇59+でもとれないけど /QRPはとれる
 話は重なりますが、そういうわけでゼロインに近い59+の信号の重なりはとれませんでした。そこからわずかに後ろにはみ出す /QRPは、とりやすかったです。

〇やはり綺麗な符号でないと1回ではとれない
 私のレベルでは、長点と短点の比が3対1でない符号、文字間隔が短い技巧派の信号は、とれませんでした。

〇開き直ったら少し楽になった
 『・・・A1C OAM K』とアナウンスしたあと、どっと呼ばれましたが、はじめから必死にコールをとろうとすると全くお手上げの時がありました。あきらめて開き直ってみたら、トーンの違ういろいろな文字が不思議ときこえてきました。いつまでも、それを聴いているわけにはいきませんでしたが、ふと気を抜いて開き直るのも大切と感じました。プリフィックスがとれたらラッキー、サフィックスがとれたら儲けもの、1文字・2文字でもとれたら『文字?』を返せば次の状況が変わります。そんな非効率的なことを繰り返していては、チェックインする局に申し訳しわけないという気持ちはひしひしと涌くのですが。

〇不思議な脳内オーディオフィルター、天使のコールがきこえる
 開き直って聴いてみると、いくつかのトーンでコールがきこえました。脳内に不思議なオーディオフィルターがあるようにも思いました。天使のコールがきこえるってこういうことかなぁ。

〇フィルターの帯域幅を切り替える・RITを動かす・IFシフトやノッチをかける・・
チェックインをはじめる前は、いろいろ受信の方法を考えていました。しかし、パイルを浴びた私は、そんなことできませんでした。これはベテランのなせる技で、私には無理!と思いました。RITだけを20Hzほど送信の周波数からずらすのが精一杯でした。
無線機は、DSPではありません。昔ながらのクリスタルフィルターを第2(9.455MHz)と第3(455kHz)の中間周波数にいくつか入れています。それぞれに500Hzのフィルターを使いました。クリスタルフィルターのなだらかな特性に助けられて、少し離れて呼んでくださる局を拾い上げられました。


〇バンド切換が怖い!
 1.9MHzから3.5MHzに切り替えると同時にたくさんの局に呼ばれて焦りました。7MHzに移るときも、10MHzに移るときも、また、同じことが起こるのではないかとドキドキでバンド切換がとても怖くなりました。実際、7MHzで最初に電波を出したときは、すごい数の局に呼ばれ唖然となりました。ですが、不思議と強く聞こえる局はいるもので、立ち止まることはありませんでした。

〇バンドを切り替えて30分乗り切れば・・・
 3.5MHz・7MHz・10MHzにバンドを切り替えて『CQ A1C OAM DE・・・』と出した次の瞬間、突然パイルの中に投げ出されるのですから、初心者の私には怖い一瞬でした。こんなことなら、いくつものバンドで出るなんて希望するんじゃなかったとふと頭を横切りました。
バンドを切り替えて30分が過ぎた頃、コールがとりやすくなっていることに気づきました。呼ぶ局が減ってくるのですから、当たり前なんですが、何かを乗り切った感を感じました。あとから呼んでくれる人は、このタイミングを待って呼んでくださったのかと優しさにさえ思えてきました。なにより、パイルを受けてあくせくしている30分ほどが、すごく短く感じました。

〇ハンドルを返してくれる喜び
 自分がチェックインするときは、たくさんの人が呼んでいるからキー局のハンドルを返すことはひかえて、短時間で交信しようと思います。ところが初心者キー局にとっては、多くの局に呼ばれて焦っているときほど、ハンドルなど返してくれる数秒間が貴重な時間になりました。ほんの数秒間 たかが数秒ですが、それがすごく助かりました。数秒間あれば、メモに数文字書けますし、数個のキーをたたけます。何より心にゆとりが持てました。たかが数秒 されど貴重な数秒間でした。自分のハンドル名があと2文字多かったらもう少し楽になるのにと思いました。


 *** つづく ***

res.7
『お試しキー局』を希望して −その4− new! 2019/08/24 (Sat) 09:03
JO1DGE/AKI 久保寺
1エリア OM
url
〇さすがに2時間すると疲れが
 はじめて2時間が過ぎた頃、打ち間違えが増えてきました。緊張はしているのですが、集中力が途切れてきました。8時半過ぎ7MHzでのコールが少なくなってきたとき、少しゆとりが出て、お茶を飲むことができました。『お試しキー局なんだから、2つのバンドで十分だった』と少し後悔しました。

〇たくさんの局に呼ばれてもキー局のペースは崩さないためのメモ
前の交信がいつ終わったのか、今、呼んでもいいのか、チェックインする局が惑わないようにと思っていました。交信最後に『 E E 』を打って余韻を持たせないように、手元にレポート確認後は、すぐに次にいけるように『R TU DE JO1DGE A1C OAM K 』と書いた紙を貼っておきました。

〇予行練習と運用予定表
緊張のあまり、前日の同じ時間帯に各バンドを聴き、電波も出してみました。気持ちを落ち着かせるおまじないみたいなものですが、・・・(笑)
その時に、7時頃に3.5MHzから7MHzにバンドを切り替えようなどの予定を作ってみました。ところがそれが混乱のもとでした。当日7時過ぎても、3.5MHzで呼ばれ続け、さらにQSBまで加わって、いつバンドを切り替えたらいいのかタイミングを見つけられなくなりました。『お試しキー局なんだから、バンドを欲張るんじゃなかった』と思いました。

〇A1CCのポイント
 数日後、A1CCのポイントを調べてみると90ほど伸びていました。『お試しキー局の募集の文面も、間違っていないなぁ』と思いました。たいへんうれしいご褒美ですが、それ以上に貴重な体験で電信の楽しさや自信もいただくことができました。とても感謝しています。

〇運用報告
 前にも書いたのですが、OAM部会からの支援の中に、データ集計・報告用の .csvファイルをいただきました。これが優れもので、何枚かのシートで作られていて、A1Cの最新の会員名簿とOAMでのデータを張り付けるだけで、報告用のデータがバンドごとにできあがりました。OAM終了後もOAM部会の担当の方やバックアップしてくださった局からアドバイスやねぎらいの言葉をいただき、貴重な経験とあわせ感謝でいっぱいです。

【おわりに】
 『今日は速い速度でCQを出したなぁ』なんて思いながらA1Cのリバースビーコンを見てみると20WPMなんて出ている、普段は、16-18WPMでCQを出し、相手局が私に合わせてくださっている。そんな初心者がキー局を希望したのですから、1番ハラハラドキドキしたのは、A1CのOAM部会のメンバーと思います。
幸いなんとかOAMは終わりましたが、せっかくの貴重な体験を私のものだけにしては申し訳ないので、これからお試しキー局を希望する人にバトンタッチのための記録を作りました。


 *** おわり ***



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