A1-Forum = 自作 = |
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● No.74 |
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F2A用のエレキ-の製作では大変お世話になりました。 今般、自作トランシーバーの製作の本を購入して、7MHZ用のCWトランシーバーの自作を考えています。 トランシーバー回路では、キー入力は接点を物理的に開閉する回路が描かれています。 ここにエレキ-のA1A用出力を繋ぎたいのですが、トランシーバー回路に直接A1A出力を繋いでも大丈夫なのか?という疑問が生じました。 トランシーバー側回路は物理的な接点の開閉ですが、エレキ-出力側は電気の流れです。 エレキ-のPICは、このような接続のことも考慮して作成されているのかどうか・・・も知りたいところです。 質問は、 エレキ-のA1A出力を直接トランシーバーの接点に繋げるのか、あるいは、リレーを介して繋げなければならないのか? という点です。 間違ってつなぐと、いずれかが壊れるのではないか、と心配で質問させていたいただきました。 ちなみにエレキ-は、日高OMの下記URLのものです。 過去にA1 Clubから頒布されたこともあります。 https://a1club.net/project/2005/F2_keyer_manual_V04.pdf ご教授よろしくお願いいたします。 |
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● res.1 |
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電鍵の機械接点でも、エレキー出力のトランジスタでも、どちらも電気の流れを接断(スイッチング)することには変わり有りません。 問題は何を接断するかです。 昔だとCW送信機を真空管で作って、終段のカソードでキーイングするような構成だと、トランジスタでは流す電流の方向と耐圧が適合せずに壊れてしまいます。 →多くのエレキーはそのまま接続できません 今では一般的な「トランジスタで組む送信機」であれば、キーイングする回路が特定されているので、ほとんどの場合はエレキーのトランジスタ出力でキーイングできます。 ようするに、作る送信機の構成によるというのが答えです。 まずは組もうとしている送信機の回路から。 どういう回路の送信機を組もうとしていますか? https://amzn.to/346mQh4 この本に掲載されているものような気がしていますが(持っていませんが) |
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● res.2 |
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JQ1BWTさま、 いつもお世話にんります。 >電鍵の機械接点でも、エレキー出力のトランジスタでも、どちらも電気の流れを接断(スイッチング)することには変わり有りません。 >問題は何を接断するかです。 >昔だとCW送信機を真空管で作って、終段のカソードでキーイングするような構成だと、トランジスタでは流す電流の方向と耐圧が適合せずに壊れてしまいます。 >→多くのエレキーはそのまま接続できません > >今では一般的な「トランジスタで組む送信機」であれば、キーイングする回路が特定されているので、ほとんどの場合はエレキーのトランジスタ出力でキーイングできます。 これは安心材料です。 リレーなんかも無しで、ということだと なおいいんですが・・・ >ようするに、作る送信機の構成によるというのが答えです。 >まずは組もうとしている送信機の回路から。 >どういう回路の送信機を組もうとしていますか? >https://amzn.to/346mQh4 >この本に掲載されているものような気がしていますが(持っていませんが) ご明察!! なぜ分かるんです? 「ランド方式で作る手作りトランシーバ入門」を参照しています。 殆どがQRP用のトランシーバですが、ここからA1の世界に入門してみたいと思っております。(アンテナはSRA、MLAを検討中です) 作りたいのは(色々ありますが)先ずは下記のものです; ・送受信切り替え回路を不要にした7MHZ CWトランシーバ 通称、Meeting Mate(QRPクラブオンエアミーティング専用機とあります。) 送信部ブロック図は下記のように描かれています; [VXO L無し]---[ファイナル ]---[ LPF ]---[ Antenna ] (2SC1015) (2SC2053) | | |ーーーーーーー| 7.001〜004 MHz / キーイング / | ― = 電源:電池 9V 006P 出力:500 mW 記述に「キーには 90mA ほどの電流が流れる」とあります。 キーイングは、ファイナルの2SC2053のエミッタとグランド間を断続させています。 エレキ-側:電源電圧は、電池 3V A1A出力への電圧・電流は未測定 よろしくお願いします。 |
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● res.3 |
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終段エミッタキーイングですね。 キーイングに90mA値度流れるのでしたら、多くのエレキーの出力部(キーイング出力)に使用されているトランジスタでは定格ギリギリになるかと思います。 JA1HHF OMのF2 Keyerを使うと書いてあったので、出力トランジスタは2SC1815でしょうから、IC maxは150mA。使えないことはないですが余裕はありません。 とりあえず繋いでみて不具合なければ(送信電波にも)OKとするでも良いでしょう。 問題あればトランジスタ追加して電流ブーストします。または、2SC1815を2SC2655(IC max 2A)あたりに交換して容量Upさせるのも良いでしょう。 |
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● res.4 |
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JQ1BWTさま、 ご助言ありがとうございます。 自分では考えもつきませんでした。 今、時折Youtubeの高校物理の動画を見ながら勉強しているんですが、高校の頃に物理から逃げ出して文科系のクラスに移籍したころの、60年前のあのいや〜な感覚が戻ってきて、すぐに頭がサチュレートします。 今は教え方も進んで分かりやすくはなっているものの、コチコチになった脳のしわは簡単には伸びません。 さて、送信機側が9V電源、キーヤー側が3V電源、の2つの回路が、送信機のキーの部分でショートすると・・・キルヒホッフの法則か何かで電流量を計算せねばならないのでしょうか? これ以上は無理です、なに言われても。 もともと3V電源で設計されたF2キーヤーですから、ご助言のように、使用している部品類は、その制限の範囲内のものを使っている、ということなんですね。 でも、とりあえず使える、ということは分かりました。 ありがとうございます。 小躍りです。 9V電源を使っているキーヤー、マルツの4チャンネルメモリーキーヤーも作ってあるのですが、こちらもA1A出力は 2SC1815 のコレクタでTXと繋がります。 電圧はレギュレーターで5Vに安定化させています。 おそらく、どちらのキーヤーを使っても結果は同じようなものかもしれませんね。 先走っていろんなF2キーヤーを3つも作ってしまいましたわ。 HI F2AによるCWでオンエアせねば元がとれません。 この話とは別に、当クラブの自作スレッドを眺めておりましたら、QCXという語が眼に入り、読み進めていったんです。 すると、49$で7MHZ(40m)CWトランシーバ、出力5W(使用電源による)というキットがあることを知りました。 手作りトランシーバの本の、500mW出力のトランシーバを作っても、十分に電波が飛ぶかどうかも分かりませんし、ゼロから部品を集めたとしても¥5,000で済むかどうかも分かりません。 そこで、7MHZ用トランシーバには、このQCX+というキットを使うことにしました。 このキットは、おまけにオプションとして出力を50Wにするためのアンプまで用意されている、となると将来性もありますよね。しばらくQRP運用してパワー不足を感じたらアンプを付け足す、という方針も立ちます。 部品もすべてパッケージされていて、半田付けの手順や、トロイダルコイルの巻き方も懇切丁寧に説明書があるので、私には合っているような気がします。 キーヤーも内蔵しているので、渡りに舟とはこのことです。 さっそく本日注文してしまいました。 ご助言頂いた内容は、しわの一部に刻み込んで、ありがたく頭にしまっておきます。 おそらく、この調子で、また分からないことが多々出てくることと思います。 その節はまたよろしくご指導くださいますようお願いいたします。 |
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● res.5 |
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>さて、送信機側が9V電源、キーヤー側が3V電源、の2つの回路が、送信機のキーの部分でショートすると・・・キルヒホッフの法則か何かで電流量を計算せねばならないのでしょうか? これ以上は無理です、なに言われても。 では、電子回路の話はここまでにしておきます。 おそらく、電子回路を全く理解していないのだと思います。 >この話とは別に、当クラブの自作スレッドを眺めておりましたら、QCXという語が眼に入り、読み進めていったんです。 >すると、49$で7MHZ(40m)CWトランシーバ、出力5W(使用電源による)というキットがあることを知りました。 キットから入るのは良いと思います。 いずれにしても、テスター、ダミーロード、電力計(5Wが測れるならSWR系でも可)は必須です。 それと、送信機はTSSかJARDで保証認定を取らないとならないので、その点も情報収集しておきましょう。 テストのための対向もあった方が楽です。 7MHzのメーカー製トランシーバが1台あると安心ですね。 QRPは楽しい世界ですが、アンテナ周りと運用にテクニックが求められます。そこがおもしろいんですけどね。 自作HAMを楽しんでください。 |
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● res.6 |
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JQ1BWTさま、 ありがとうございます。 >キットから入るのは良いと思います。 >いずれにしても、テスター、ダミーロード、電力計(5Wが測れるならSWR系でも可)は必須です。 テスター:〇 ダミーロード:〇 電力系:X SWR:〇 自作本に、無いものは簡易なものを作って代用する、という有難い教えがありましたので、これで行きます。 SDRのドングルも買ってあります。 >それと、送信機はTSSかJARDで保証認定を取らないとならないので、その点も情報収集しておきましょう。 これはQCXのスレッドの方に記述がありました。 テストを受けたそうです。 > >テストのための対向もあった方が楽です。 >7MHzのメーカー製トランシーバが1台あると安心ですね。 そうなんですが・・・値が張ります。 SDRでなんとかならないか、お友達を早期に作るか、考えます。 テストできる段階に達しましたら、A1クラブでお友達を探したいと思います。 高いんだもの・・・トランシーバ・・・ > >QRPは楽しい世界ですが、アンテナ周りと運用にテクニックが求められます。そこがおもしろいんですけどね。 そうなんです。 7MHZ用トランシーバを作る気になったのも、40mもの長さのダイポールアンテナを10mも高いところに張る、なんてことをしなくても良い、というアンテナのアイデアを見つけたからです。 さもなければ手出しはしなかったでしょう。 私の移動運用は、免許返納したので、徒歩によるバッゲージキャリアによる移動です。 近くの川の土手を、バッゲジキャリアを引いて移動するのです。 この際に、3〜4m高の伸縮釣竿の先にSRA(スーパーラディエーション)アンテナを取り付けて、空に上げます。 土手+釣竿で地上高で10m前後になるでしょう。 バッゲージには、無線機、キーヤー、電源、ケーブル、ログブック、昼飯?、などが入ります。 まあ、半分は健康のための運動だと思ってやっていきます。 >自作HAMを楽しんでください。 はい、ありがとうございます。 このスレッドはこれで、クローズさせていただきます。 ありがとうございました。 |
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