A1-Forum = 自作 = |
|
|||||
45 next》 |
・選択したスレッドを表示しています。返信は下↓のフォームからどうぞ。 | ||||
|
||||
● No.45 |
|
|||
|
||||
|
各局 Arduinoの互換機が大変手軽に入手できるようになってきました。基板として組み上げられていますので、スケッチというプログラムを書き込み、電源を入れれば、即動作します。 プログラミングの練習にはとても面白いと思います。そこで、これを使ってモールス符号の練習機を作ってみました。 Arduinoにはシールドという別の基板を載せて機能を広げていくやり方があります。私は海外の通販サイトでLCDとコントロールボタンを搭載したシールドを見つけました。送料込みでも0.5k以下でした。これに手元にあった圧電スピーカーとVRを組み合わせたのが本機です。 電源を入れると、オープニングメーセージが出て、モード設定の状態になります。アルファベット、数字のモードと和文のカナのモードがあります。 それぞれのモードでは、ランダムに符号が音で送出され、少し遅れてその文字がLcdに表示されます。8文字表示されると小休止があり、これが10回繰り返されます。そして、モード選択に戻ります。 ほとんどはんだ付けをすることもなく、プログラミングが楽しめました。まだまだいろいろな機能を付けていきたいと思います。 本機のスケッチは拙いものですが、私のサイトにtxtとして置いてあります。書き込むためのIDEはArduinoのサイトからダウンロードすることができます。 いろいろなアイディアを盛り込みながら改造していきたいと思っています。ご意見をいただければ幸いです。 Shig ja1xrq |
|||
|
||||
● res.1 |
|
|||
|
||||
|
各局 ここで使っているArduino unoとLcd Keypad Shieldガ秋月でも販売されていました。結構高価ですね。海外通販は安価ですがいろいろリスクもあるので、思案のしどころです。 前回の写真は動作しているものを写しましたので、今回は使っている部品?を載せます。はんだ付けはLcd Keypad Shieldにコネクタを取り付けたところだけです。速度調整用のVRと圧電スピーカーを取り付けるためで、コネクタを使わず、直接取り付けてもよいのですが、このシールドはまた別の実験にも使いそうですので、コネクタにしました。 実戦であまり使うことのない和文は忘れてしまいそうですので、聞き流しながら、符号が頭の中に定着するようにしています。 Shig ja1xrq |
|||
|
||||
● res.2 |
|
|||
|
||||
|
各局 アルファベットと数字、カナをランダムに送出するプログラムを作ったのですが、符号を覚えたあと、次に必要なのは語として符号がわかることだと思います。 実際の交信では略号が使われることが多く、例えば TNX QSL などはひとかたまりの語として受信しています。 そこで、語としての符号をランダムに送出するプログラム(sketch)を作りました。とりあえず欧文の一般的な略語を入れましたが、さらに増やすことも可能です。 和文ではあいさつ文などが練習できるといいかなと思っています。なかなか1回でコンパイルできることはないのですが、sketchをいじりまわしていくのも楽しいものです。 Shig ja1xrq |
|||
|
||||
● res.3 |
|
|||
|
||||
|
各局 Arduino unoで開発を進めてきましたが、どうやら動くようになりましたので、Arduino nanoに置き換えたものを作りました。nanoは大変小さな基板ですので、携帯できるような仕様にもなりそうです。とりあえず、ユニバーサル基板に搭載し、組み上げてみました。新たに、TNXやCULのような交信でよく使われる略号をランダムに発生するモード、オハヨウゴザイマス、サヨウナラのような和文交信の挨拶をランダム発生するモードも組み込みました。 Shig ja1xrq |
|||
|
||||
● res.4 |
|
|||
|
||||
|
各局 Arduino nanoに接続しているLcdですが、何の気なしに使っていました。手元にあった他のLcdに交換したときです。アルファベットと数字の時には正常に表示していたのですが、カナになると文字化けが起きてしまいました。 最初に使っていたのはHitachi HD44780コンパチブルというもので、ROMにカナが入っているものでした。このタイプのLcdが多いのですが、中には異なる文字コードが内蔵されたものもあるようです。外見だけではわからないものです。(Hi) Shig ja1xrq |
|||
|
||||
● res.5 |
|
|||
|
||||
|
各局 動作を言葉で説明しようとしてもなかなか難しいものです。そこで、YouTubeを使わせていただくことにしました。CW_Drillでアップしてあります。音も出ますので、どのような動作をするのかがわかっていただけると思います。私のサイトにもリンクを張ってあります。 Arduinoを使うことで、実際の聞き流し練習に使える練習機がこんなに簡単にできるというのは楽しいと思います。 Shig ja1xrq |
|||
|
||||
● res.6 |
|
|||
|
||||
|
各局 Arduinoの利点は、結線が同じようでも、スケッチを入れ替えれば全く異なる動作をさせることができることでしょう。半田ごて工作というよりもプログラミング工作と言うほうが適しているかもしれません。 ネットを彷徨っていて、素晴らしいサイトに出合いました。デンマークのOZ1JHMさんのサイトです。CW Decorderが紹介されていました。さまざまな方がこの紹介されたっスケッチに手を加え、活用されているようです。和文をデコードする機能を付加された方のいらっしゃるとのことで、そのスケッチをダウンロードさせていただきました。 多少手を加えることで、ほんのわずかな外付け部品でLCD KeyPad Shieldでも動作させることができました。 自動速度追尾でしっかりと和文をデコードしてくれました。 こんな秀逸な動作をするスケッチを使わせていただけることに感謝です。 Shig ja1xrq |
|||
|
||||
● res.7 |
|
|||
|
||||
|
各局 デコーダーはキーヤーのようなきちんとした符号は解読しますが、手打ちで、あまりきれいでない符号では解読してくれません。 電鍵を正確に操作し、きれいな符号が出せないと解読されないということです。これは、電鍵操作の練習に使えそうです。機械に判定されることには多少抵抗もありますが、自分の打鍵がしっかりできているかを見ることができると言えるでしょう。 そこで、デコーダーのスケッチに少し手を加えて、CPO(Code Practice Oscillator)の機能を付け加えました。そして、この出力をデコーダーに入れ、解読をさせます。 最初はなかなか解読してくれませんが、慣れてくると思い通りの符号が表示されるようになり、なかなか気分がいいものです。 このデコーダー、だんだんに錆びついてきた腕を鍛えなおすことに使えそうです。 Shig ja1xrq |
|||
|
||||
● res.8 |
|
|||
|
||||
|
ja1xrq OM a1clubから来ました。 arduino しか使えていない、ソフト初心者です。 年は、もう終末です。貴記事を楽しく読ませて頂きました。 さて、私も、arduino で、スケッチを書きたいなぁとは 考えているのですが、一からですと、Lチカのスケッチも ままなりません。 そこで、ja1xrq OM が、面白そうなスケッチを書いたと お読みしましたので、図々しいとは思いましたが、 スケッチのご教授をお願いしたいと考え、レスさせて 頂きます。 該当する、ブログ?等のurlをお教えいただく事は、 可能でしょうか。 使用目的は、全くの個人的興味です。 もし、デコーダーなどもあるなら、それらをお手本にして もしかすると、私の希望をかなえられるかなぁと考えて おります。 よろしくお願いします。 >各局 > >デコーダーはキーヤーのようなきちんとした符号は解読しますが、手打ちで、あまりきれいでない符号では解読してくれません。 >電鍵を正確に操作し、きれいな符号が出せないと解読されないということです。これは、電鍵操作の練習に使えそうです。機械に判定されることには多少抵抗もありますが、自分の打鍵がしっかりできているかを見ることができると言えるでしょう。 > >そこで、デコーダーのスケッチに少し手を加えて、CPO(Code Practice Oscillator)の機能を付け加えました。そして、この出力をデコーダーに入れ、解読をさせます。 >最初はなかなか解読してくれませんが、慣れてくると思い通りの符号が表示されるようになり、なかなか気分がいいものです。 > >このデコーダー、だんだんに錆びついてきた腕を鍛えなおすことに使えそうです。 > >Shig ja1xrq |
|||
|
||||
● res.9 |
|
|||
|
||||
|
JH1MQVさん こんにちは。 Win10の更新をしたところ、Edgeでこのページが開けなくなってしまい、いろいろ試しているのですが、ままならず、エクスプローラでこのページを開いて、書き込みがあることに気づきました。返事が遅くなり申し訳ございません。 Arduinoは私も最近始めたばかりで、よくわかっていませんが、Picを使うよりも手軽にいろいろ試せるように思います。 このフォーラムに載せて頂いた記事の、左側の「家マーク?」をクリックしていただくと、私のホームページに行けると思います。 ArduinoはUNOで試行錯誤をして、回路やスケッチがまとまってきたらNanoやProMiniに書き込んで実用的なものにしていくのが良いかと思います。 ネットでは先人たちが有用なスケッチを公開してくださっていますので、参考にさせていただき、自分なりのものにしていく楽しみもあります。ぜひ、ものづくりを楽しんでください。 山 |
|||
|
||||
● res.10 |
|
|||
|
||||
|
各局 Arduinoは市販されている基板にさまざまな機能が組み込まれて、それ自体で動作確認ができる優れモノだと思います。 しかし、開発ができてしまえば、使われているのはAVRマイコンの部分だけです。機器を動作させるには、最小構成の状態してしまえばによいわけです。そこで、最小構成のArudinoを使ってみました。Antendoの「あちゃんでいいの」という基板です。大変安価で入手できますので、自分でATmega328Pにブートローダーを書き込んで、組み込んでみました。 とてもコンパクトにでき、工作を楽しめました。CW DrillとCW Decorderを組んだのですが、スケッチの書き込みもシリアル変換モジュールを使って、容易にできました。 写真は「あちゃんでいいの」を組み上げたものです。水晶発振回路とリセット回路が搭載されています。 山 |
|||
|
||||
● res.11 |
|
|||
|
||||
|
各局 シンプルArduinoを使ったCW DrillとCW Decorderです。 CW Drillはランダムに語を送出させることができますので、受信練習に使えると思います。 これまで欧文のQ符号などの略語と和文の挨拶を収蔵していました。まだまだメモリーに余裕がありますので、今回、和文で都道府県名をランダムに送出する機能を付加しました。 聞き流していると和文でも聞き慣れてくるように思います。まだまだ収蔵することが出来そうなのですが、どんな語を入れたらよいと思われますか。アイディアをお聞かせください。 CW Decorderの方は打鍵練習に使っています。間を含めて、しっかりしたスピードとタイミングで打鍵しないと、デコードしてくれませんので、送信練習に一役買ってくれると思います。 山 |
|||
|
||||
● res.12 |
|
|||
|
||||
|
各局 シンプルArduinoがうまく動作してくれましたので、他にもできないかと探してみました。 K3NGさんのキーヤーを見つけました。すごいキーヤーでさまざまな機能が盛り込まれているようです。しかし、その機能を使うにはAtmega328Pでは容量が不足して、コンパイルができません。そこで基本的な機能に絞って、キーヤーを作ってみました。4チャンネルメモリーが使えます。いくつものTXへの出力を切り替えることもできます。PICで作るよりも容易かも知れません。 山 |
|||
|
||||
● res.13 |
|
|||
|
||||
|
各局 K3NGキーヤーにPS2キーボードを付けてみました。 回路的には信号線2本と電源線2本をDinコネクタを使って、キーボードと接続できるようにするだけです。 しかし、スケッチを導入する場合、Atmega328Pでは容量が不足してしまうようでコンパイルが通りませんでした。そこで、もともとこのキーヤーに入っているWinkeyerの機能を削ることにして、対処するとうまく動作するようになりました。 メモリーが12個も使えるようですし、キーボードで打ち込むだけで、きれいな符号が送出されるのはなかなかいいものです。 山 |
|||
|
||||
● res.14 |
|
|||
|
||||
|
各局 キーボードによる交信をしました。文字を探しながらですのでたどたどしい送信になってしまいましたが、どうやら交信は成立です。 パドルによる交信ばかりしてきましたが、キーボードでも出来そうなことがわかり、キーボードだけのキーヤーにしてみました。たいへんシンプルですが一通りのことはできそうです。 山 追記 キーボードだけの操作ですのでコマンドボタンによる操作は使わないことにしたのですが、#define FUTURE_COMMAND_BUTTONSをコメントアウトしてしまうと、うまく動作しないようです。したがって、回路図には入っていませんが、A1を10kの抵抗を介して5Vを加え、プルアップしておく必要があるようです。 |
|||
|
||||
● res.15 |
|
|||
|
||||
|
各局 K3NG Keyerのキーボードでの動作が確認できたので、逆にもっとシンプルなものにしたらという製作をしてみました。 実験してみると、電源電圧は5Vでなくても、動作することがわかりました。試しに、リチウムイオン電池1本でやってみると、動作することを確認できした。 それならばと、単三電池2本の電池ケースの中に、このキーヤーを収めてみることにしました。機能は基本的なものだけになりますが、4チャンネルのメモリーとコマンドボタンによるさまざまな機能は使えるようにしました。多少無理なところもありますが、どうやらケースに収まり、動作することを確認しました。 山 |
|||
|
||||
● res.16 |
|
|||
|
||||
|
各局 キーボードを繋ぐためのミニDIN6ピンのコネクタが入手できず、ケースに入れることが出来なかったキーヤーがやっと完成しました。 キーボードでの運用というコンセプトで、初めはパドルもいらないかと思ったのですが、緊急時の念のために、パドルだけは繋げるようにしました。コマンドボタンなど操作はすべてキーボードで行ないますので、すっきりした装置になります。 他の方の記事では、キーボードが電流を消費するので、電源によって動作が不安定になるとのことでした。この製作ではリチウム電池(14500)1本で動作させていますので、この点は不安が残るところですが、とりあえず動作はしています。 便利だと思ったのは、メモリーへの入力で、キーボードで順に入れていくだけですので、至極簡単でした。キーボードのファンクションキーを使いますので、結構な数の定型文が使えます。 部屋の中で使うのには良いのですが、キーボードが大きすぎて、移動に持っていくのはどうかなぁという感じです。 山 |
|||
|
||||
● res.17 |
|
|||
|
||||
|
各局 以前、14500リチウム電池を使って、K3NGキーヤーを作ったのですが、この電池は入手が難しく、充電にも注意しなければならないというデメリットがあります。手軽に使える単三乾電池に替えてみました。 ケースは単三乾電池4本を入れる、スイッチ付きのものです。この中に3本の電池を入れ、余った1本分のスペースに回路を組み込みました。 メモリーも5つ使えるようにしてあります。また、2つのTRCVに切り替えて使えるように、出力を2本出しました。メモリーボタンを長押しすることで、TRCVへの出力を切り替えることができます。 スピード調整はコマンドボタンを押しながらDitを押すとゆっくりになり、Dahを押すと早くなる機能が使いやすいです。 実戦で使っていますが、使いやすさが気に入っています。 山 |
p.ink |