A1-Forum = 自作 = |
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● No.36 |
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移動運用などで手軽に使えるアンテナとしてEFHWをよく使っています。このアンテナは給電点のインピーダンスが高いので、整合回路が必須です。いろいろなチューナーが紹介されていますが、興味を引くサイトに出合いましたので紹介します。 UKのSOTABeamsというサイトでPicoTunerというものがありました。回路的にはHendricksやQRPGuysのものと同じですが、よりコンパクトにするためトリマーが使われています。 私もこの製品に触発されて、RockMiteに組み込んでみました。Tunerをモノバンド仕様にすることでコンデンサーを抱かせたトリマーで動作させています。トロイドとトリマー、それにコンデンサという最少の構成でEFHWの整合回路になっています。 14.32mのアンテナと4,74mのカウンターポイズをRCAプラグでこのリグに繋ぐことで運用できそうです。QRPpのRMでどの程度交信できるか楽しみです。もし聞こえていましたら、ぜひお声がけください。 |
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● res.1 |
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庭先移動でしたがEFHWを伸展して波を出してみました。しかし、コンデションがよくないのか、全くの不発でした。 そこで、半田ごてを握ったのですが、このチューナーを付加装置として作ってみることにしました。18Mhzで使うことを目指して作ることとし、使ったパーツはT37#6のトロイドと60pのトリマー、そして100pです。小さな基板に組みあがりましたので、タカチのSW-40のケースに入れました。4k7のダミーをかませて測定したところ、18MHzと14MHzで使えることがわかりました。ちなみにトロイドの巻き数は1次側が2T、2次側が13Tでした。アンテナエレメントとの接続はカウンターポイズと一緒にRCAコネクタを使いました。 モノバンド仕様なのですが、トリマーを使っていますので、状況によっては調整可能なチューナーに仕上がりました。 もう少しコンデションが上がるのを待って移動運用を楽しみたいと思います。 |
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● res.2 |
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山さん、こんにちは。 EFHW、良いですよね。 私も移動(最近はSOTAを少しだけやってます)でEFHWを愛用しています。電流腹を地面から離せるためか、とてもよく飛ぶ気がします。チューナーは、瀬戸さんの作品を愛用しています。山に持っていくのにもコンパクトで気に入ってます。 少しだけラジアルというかカウンターポイズというか、を付けた方が安定するとか、コイルの一次側と二次側を接続して、逃がしてあげるとか、いろいろノウハウがあるみたいです。 >庭先移動でしたがEFHWを伸展して波を出してみました。しかし、コンデションがよくないのか、全くの不発でした。 >そこで、半田ごてを握ったのですが、このチューナーを付加装置として作ってみることにしました。18Mhzで使うことを目指して作ることとし、使ったパーツはT37#6のトロイドと60pのトリマー、そして100pです。小さな基板に組みあがりましたので、タカチのSW-40のケースに入れました。4k7のダミーをかませて測定したところ、18MHzと14MHzで使えることがわかりました。ちなみにトロイドの巻き数は1次側が2T、2次側が13Tでした。アンテナエレメントとの接続はカウンターポイズと一緒にRCAコネクタを使いました。 >モノバンド仕様なのですが、トリマーを使っていますので、状況によっては調整可能なチューナーに仕上がりました。 >もう少しコンデションが上がるのを待って移動運用を楽しみたいと思います。 |
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● res.3 |
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山内さんこんにちは。 瀬戸さんのチューナーを私もいくつか分けていただき使っています。瀬戸さんはいろいろなバージョンを発表されていますので、とても勉強にまりました。 EFHWはどうしても整合回路を介さないといけないので、いろいろなアプローチができるおもしろさがあります。 今回の製作は、SWRの表示回路にLEDを使ったもので、10MHzのモノバンドのチューナーにまとめてみました。測定器では動作を確認しているのですが、実際にアンテナをつないで交信できることまでは確認できていません。お空のコンディションがもう少し上がってくれるとありがたいのですが・・。 伝播が思わしくないときには半田ごてを握っていることが多くなったこの頃です。 |
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● res.4 |
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山さん、こんばんは。 リグに組み込まれたチューナー、コンパクトで良いですね。 あのトリマーはPhilipsかどこかの高級品でしょうか? 入手が難しくなってきているそうなので、買いだめしておこうかと思ってます:-) 最近はコンディションがあまりよくないみたいですね。私もハンダゴテの方が多いです。 あと、RCAのジャック、私もMTRに触発されて最近はよく使ってます。QRPのHFでは十分ですし、何かにひっかかった時に抜けてリグが助かるのでは?という期待もしています。 >山内さんこんにちは。 >瀬戸さんのチューナーを私もいくつか分けていただき使っています。瀬戸さんはいろいろなバージョンを発表されていますので、とても勉強にまりました。 >EFHWはどうしても整合回路を介さないといけないので、いろいろなアプローチができるおもしろさがあります。 >今回の製作は、SWRの表示回路にLEDを使ったもので、10MHzのモノバンドのチューナーにまとめてみました。測定器では動作を確認しているのですが、実際にアンテナをつないで交信できることまでは確認できていません。お空のコンディションがもう少し上がってくれるとありがたいのですが・・。 >伝播が思わしくないときには半田ごてを握っていることが多くなったこの頃です。 |
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● res.5 |
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山内さん、こんにちは。 >あのトリマーはPhilipsかどこかの高級品でしょうか? >入手が難しくなってきているそうなので、買いだめしておこうかと思ってます:-) このトリマーは部品箱にあったものを使ったので、詳細は不明です。SOTABeamsのPico Tunerでは通常よく使われているセラミックのトリマーが使われていました。 トリマーも最近は全体がモールドされたタイプが多くなりましたね。部品箱を探していたら雲母を2枚の金属板で挟み、その間隔をビスで調整するトリマーも出てきました。耐圧は高そうですが、小型ではないので使えませんでした。部品もどんどん変わっていきますね。 >あと、RCAのジャック、私もMTRに触発されて最近はよく使ってます。QRPのHFでは十分ですし、何かにひっかかった時に抜けてリグが助かるのでは?という期待もしています。 RCAコネクタは、取り付けるケースへの穴あけが小さくて済み、形状も小さいのでよく使うようになりました。BNCの♂への変換プラグもありますので、特に困ることはないようですね。 チューナーと、アンテナやカウンターポイズとの接続に、蝶ナットを使った端子を使っていたのですが、より簡便にするにはRCAコネクタでもいいかなと使い始めました。こんなずぼらな製作でもどうにかなるものですね。 |
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● res.6 |
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山さん、こんばんは。 久々に秋葉原に行ってみたのですが、おっしゃる通り今現在売られているトリマーの種類は少ないですね。村田製作所のモールドされたトリマーがほとんどでした。あとは、在庫限り?のフィルム型のトリマーが少しでした。 最近身近な人の間でEFHWが流行っていますが、エレメントじゃない側のラジアルを少しだけ付ける方が安定するとか、瀬戸さんの作品の様にRFトランスのコールド側を接続してしまうかどうか等、色々議論になっています。 山頂で使うにはEFHW+釣り竿が場所もとらず性能も良いため、定番になっているのですが、まだ謎も多く感じています。 >山内さん、こんにちは。 > >>あのトリマーはPhilipsかどこかの高級品でしょうか? >>入手が難しくなってきているそうなので、買いだめしておこうかと思ってます:-) >このトリマーは部品箱にあったものを使ったので、詳細は不明です。SOTABeamsのPico Tunerでは通常よく使われているセラミックのトリマーが使われていました。 >トリマーも最近は全体がモールドされたタイプが多くなりましたね。部品箱を探していたら雲母を2枚の金属板で挟み、その間隔をビスで調整するトリマーも出てきました。耐圧は高そうですが、小型ではないので使えませんでした。部品もどんどん変わっていきますね。 > >>あと、RCAのジャック、私もMTRに触発されて最近はよく使ってます。QRPのHFでは十分ですし、何かにひっかかった時に抜けてリグが助かるのでは?という期待もしています。 >RCAコネクタは、取り付けるケースへの穴あけが小さくて済み、形状も小さいのでよく使うようになりました。BNCの♂への変換プラグもありますので、特に困ることはないようですね。 >チューナーと、アンテナやカウンターポイズとの接続に、蝶ナットを使った端子を使っていたのですが、より簡便にするにはRCAコネクタでもいいかなと使い始めました。こんなずぼらな製作でもどうにかなるものですね。 > |
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● res.7 |
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山内さん 各局 こんにちは。 やっと実際にアンテナを伸展してチューナーの動作確認ができました。 エレメントの先端を庭木に結び付け、給電点に近いほうを釣竿で高くして、そこからチューナに伸ばして接続、直接リグにチューナーをつなげました。最初は雑音ばかりだったのですが、そのうちに信号らしきものが聞こえ始め、コンデションが上がってきました。8エリアの局が強力に入感したので何回かお呼びすると取っていただけました。 >エレメントじゃない側のラジアルを少しだけ付ける方が安定するとか、瀬戸さんの作品の様にRFトランスのコールド側を接続してしまうかどうか等、色々議論になっています。 私の場合は短いカウンターポイズを付けた方が整合がとれるようですので、30mバンドでは4m程のものを付けています。文献には0.1λのものを付けるとよいと書かれていました。 MTR3Bで7.9Vでの運用でしたので、緑のLEDが微かに点灯する状態でした。Revを表示する赤のLEDが消灯していたので整合はとれていたと思います。 もう少しコンデションが上がってくれば、山の上にでも移動してみたいと思います。 |
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● res.8 |
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ワイヤーアンテナはコードをどのように収納するかが課題になります。7MHzや10MHzでは結構エレメントが長くなりますので、うまく収納しないと大変なことになります。以前、コンパクトにしようと輪になるように巻いていたことがあるのですが、伸展するために解こうとしてこんがらがってしまい難渋したことがあります。細いワイヤーほど絡み合ってしまいがちです。 そこで見つけたのが8の字に巻いておく方法です。この巻き方ですと絡まることなく伸展することができます。 巻き取るものとして園芸に使う名札を使いました。2本の名札をビスでXの字に交差させて組み立てます。これに8の字に巻き取ります。コンパクトに作れますのでお試しください。 |
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● res.9 |
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山さんこんばんは。 私も常々、ワイヤーの扱いに困っていました。 最近は多少大き目(直径20cmくらい?)に巻いて、ジップロックみたいな袋に入れて、小分けにしてリュックに詰めてます。 山さんはアイデアマンですね、園芸の名札を使う方法は、なかなか良さそうですね。今度試したいと思います。 そのひとつ前の写真は、針金を使っていらっしゃるのでしょうか? >ワイヤーアンテナはコードをどのように収納するかが課題になります。7MHzや10MHzでは結構エレメントが長くなりますので、うまく収納しないと大変なことになります。以前、コンパクトにしようと輪になるように巻いていたことがあるのですが、伸展するために解こうとしてこんがらがってしまい難渋したことがあります。細いワイヤーほど絡み合ってしまいがちです。 >そこで見つけたのが八の字に巻いておく方法です。この巻き方ですと絡まることなく伸展することができます。 >巻き取るものとして園芸に使う名札を使いました。2本の名札をビスでXの字に交差させて組み立てます。これに8の字に巻き取ります。コンパクトに作れますのでお試しください。 |
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● res.10 |
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山内さん おはようございます。 ひとつ前の写真は10MHz用のEFHWで、針金ハンガーを加工したものです。こちらのほうがより太い線でも、長めの線でも絡まずに収納することができます。線の太さと、長さに応じて針金ハンガーを曲げていけばよいのでお試しください。 XというよりもKに似た形に作るとよいと思います。 |
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● res.11 |
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EFHWをよく移動運用に使っています。このアンテナは何よりもコンパクトにまとめることができるからです。ダイポールなどでは給電ケーブルが必要になり、結構かさばってしまいます。 EFHWも基本的には整合回路の後に給電線を介してリグと接続するのですが、私は同軸ケーブルを使わず、BNC ♀=♀変換コネクタを使って、整合回路(チューナー)を直接、リグに繋げています。ですから、EFHWのエレメントの給電点がリグのすぐ近くに来ることになります。 このような形態でEFHWアンテナと言えるのかは不明ですが、ともかくこのような使い方で運用しています。こうすることで、あの嵩張る同軸ケーブルを持参しなくてもよいのです。 移動運用に必要なものをポーチに詰め込みました。容積として1リットル以内にまとめられました。移動運用では忘れ物があると、運用自体ができなくなることもあります。必要最小限のものをまとめておけば、電波を出すことはできます。 写真はポーチに収めてあるものを並べたところです。 |
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● res.12 |
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山さん、こんばんは。 私も同じ感じでリグ直結のチューナーからEFHWの線を引っ張ってます。以前、山さんが投稿されていたのを参考にさせていただいている気がします。 教えていただいた針金ハンガーに二色の線が巻いてありますが、これは、バンド別ということでしょうか?途中にギボシも用意されていますか? 質問ばかりですみません。 >EFHWをよく移動運用に使っています。このアンテナは何よりもコンパクトにまとめることができるからです。ダイポールなどでは給電ケーブルが必要になり、結構かさばってしまいます。 >EFHWも基本的には整合回路の後に給電線を介してリグと接続するのですが、私は同軸ケーブルを使わず、BNC ♀=♀変換コネクタを使って、整合回路(チューナー)を直接、リグに繋げています。ですから、EFHWのエレメントの給電点がリグのすぐ近くに来ることになります。 >このような形態でEFHWアンテナと言えるのかは不明ですが、ともかくこのような使い方で運用しています。こうすることで、あの嵩張る同軸ケーブルを持参しなくてもよいのです。 > >移動運用に必要なものをポーチに詰め込みました。容積として1リットル以内にまとめられました。移動運用では忘れ物があると、運用自体ができなくなることもあります。必要最小限のものをまとめておけば、電波を出すことはできます。 >写真はポーチに収めてあるものを並べたところです。 > > |
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● res.13 |
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山内さん、こんばんは。 >教えていただいた針金ハンガーに二色の線が巻いてありますが、これは、バンド別ということでしょうか?途中にギボシも用意されていますか? 2色の線が巻いてあるのはアンテナエレメントとカウンターポイズの線です。エレメントは40mと20mバンドで使うため、途中にショートピンを使った分離点を設けています。 http://ja1xrq.g.dgdg.jp/shiftEFHW/shiftEFHW.html 詳しくは、このサイトにshiftEFHWとして掲載しています。 ショートピンを使うと、ギボシを使うよりコンパクトに作ることができると思います。 カウンターポイズについては、20mと40mのバンドごとに長さを変えたほうがよいと思いますが、同じ長さでもチューナーでカバーできましたのでそのまま使っています。相変わらずのアバウトな製作で再現性は低いかもしれません。(笑) EFHWのエレメントをチューナーを介して直接リグに接続してしまう方法は、本来のEFHWとは異なった形態になりますので、動作的にも別ものになるのかも知れません。その昔使った”L型ワイヤーアンテナ”になるのでしょうか??。 この形態で伸展したアンテナをアナライザーで見てみるとSWRもインピーダンスもそこそこのところに追い込めていました。また、実際の交信にも使えていますので、理論はよくわかりませんが、移動運用には便利なアンテナだと思います。 |
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● res.14 |
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山さん、こんばんは。 色違いは、カウンターポイズでしたか、了解です。 ショートピンの件、サイトを拝見いたしました。基板の切れ端を併用されていたのですね、挿抜も簡単で良さそうです。 (実はギボシは、その辺りがあまり気に入ってなかったので、早速やってみます) 直接つなぐやり方は、おっしゃる通り、少し異なる動きなのかもしれません。リグとチューナーとの間の同軸でのSWRの問題は起きないので、まあ良いのかな?と思ってます。 >山内さん、こんばんは。 > >>教えていただいた針金ハンガーに二色の線が巻いてありますが、これは、バンド別ということでしょうか?途中にギボシも用意されていますか? > >2色の線が巻いてあるのはアンテナエレメントとカウンターポイズの線です。エレメントは40mと20mバンドで使うため、途中にショートピンを使った分離点を設けています。 > >http://ja1xrq.g.dgdg.jp/shiftEFHW/shiftEFHW.html >詳しくは、このサイトにshiftEFHWとして掲載しています。 > >ショートピンを使うと、ギボシを使うよりコンパクトに作ることができると思います。 >カウンターポイズについては、20mと40mのバンドごとに長さを変えたほうがよいと思いますが、同じ長さでもチューナーでカバーできましたのでそのまま使っています。相変わらずのアバウトな製作で再現性は低いかもしれません。(笑) > >EFHWのエレメントをチューナーを介して直接リグに接続してしまう方法は、本来のEFHWとは異なった形態になりますので、動作的にも別ものになるのかも知れません。その昔使った”L型ワイヤーアンテナ”になるのでしょうか??。 >この形態で伸展したアンテナをアナライザーで見てみるとSWRもインピーダンスもそこそこのところに追い込めていました。また、実際の交信にも使えていますので、理論はよくわかりませんが、移動運用には便利なアンテナだと思います。 > > |
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● res.15 |
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山内さん、各局 こんにちは。 大寒も過ぎ、もう少しで立春になります。寒さも底をついたのでしょうか。今日は家の中より外にいるほうが暖かい日になりました。庭先にQSOポーチを持ち出して運用しました。 7MhzでCQを出しましたが空振り続きで、仕方なくCQを出している局にお声がけをしました。3,7エリアの局と交信できました。 ロケーションの悪いところからのQRPの弱いCQでは、なかなか気づいてもらえないのかも知れません。 アンテナの伸展で立ち木などの高いところにエレメントの端を引っ掛けて、水平になる部分をだきるだけ長くとり、チューナー・リグへのラインを垂直に降ろしてくるようにすると整合が取りやすいようです。 14MHzは出ている局が見つからず、交信はできませんでした。気温とともにコンデションが上がってくることを期待したいと思います。 |
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● res.16 |
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各局 こんにちは。 RockMiteにチューナーを組み込んだ製作の続きです。 予めアンテナに合わせて調整をしておき、EFHWに簡単に接続できるようにしたのですが、実際の運用ではチューナートリマーの再調整が必要な場合がありました。 ノイズの受信音が最大になるように調整する方法もありますが、何か表示回路があると便利です。 インピーダンスブリッジやSWRを使う方法が一般的ですが、ほかの方法はないかと考えました。 そこで思いついたのが、アンテナへの出力が最大になるように調整すればよいのではないかということです。アンテナへのラインにカップラーを咬ませて、LEDを光らせる方法です。実験してみるとトリマーを調整することでLEDの光り方が変わります。一番明るいところに調整することで、アンテナへの出力が大きくなっているはずです。 回路はFT37-43のコアに10t巻いたものをピックアップとして使用し、アンテナ出力をコアの中を通します。そのコイルにLEDを接続しただけです。リグの出力の大きさによって巻き数や電流制限の抵抗を入れるなど変更する必要があると思います。 アンテナの伸展の状況によってトリマーの調整位置が少しずつ変わっていました。チューナーの状況を表示する装置として機能しているようです。 ただ難点は、この回路をカップリングすることで多少なりとも出力が減衰されているので、QRP運用には痛いところです。 |
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● res.17 |
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各局 こんにちは。 ワイヤーと配線カバーを使ったMLAを実験する中で、QRPで運用するならばキャパシタは小さなトリマーでも使えることに気づきました。 そこで、モノバンドのEFHWチューナーに使ってみました。MTRのアンテナコネクタがRCA端子を使っているので、チューナーに直接RCAプラグを取り付ける構成にしました。トロイドは37#6を使いました。とりあえず、20m、17m、15mバンドで実験しましたが、エレメントの伸展状況で多少、調整が必要な場合もありますが、予め調整をしておけば、概ねこのチューナーをリグに取り付け、エレメントを伸展するだけで使えることがわかりました。 何よりも、とても小さく作れるので嵩張らず、携帯に便利です。 |
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● res.18 |
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各局 こんにちは。 EFHWはカウンターポイズを付けなくても使えるようで、測定をするときなど、結構よい値を得ることができました。しかし、実際に使用すると不安定なことがあります。リグの筐体や同軸ケーブルがカウンターポイズの働きをしているといわれていますが、そこに身体が触れたり近づいたりすることが原因のようです。 このチューナーのようにリグに直付けするタイプではカウンターポイズをしっかり付けた方が安定するようです。私の場合、カウンターポイズの長さは結構アバウトでもそれなりの効果がありました。電波という見えないものと遊ぶのは楽しいですね。 |
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● res.19 |
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各局 こんにちは。 モノバンドで、小さなチューナーにしたのですが、これに似合うような小さなSWRメーターを探していました。 反射波の大きささえ表示できればよいと考えました。ネットで探していて見つけた回路をアレンジして作ってみました。 ありあわせのアクリル板でケースを作り、24×33×18mmの大きさです。反射波を赤LEDの明るさで表示します。もう一つツェナーダイオードを直列にした赤LEDも付けました。反射波の逆サイドにショットキーダイオードを抱かせた青LEDを付けてあります。 SWRが高い(反射波が多い)ときには、2つの赤LEDが点灯し、SWRが下がってくるとツェナーダイオードを介したLEDが消灯し、さらに反射波が少なくなると、もう一つの赤LEDも暗くなります。 逆に、青LEDはSWRが下がるほど明るく点灯するので、出力が出ていることの確認に使えます。 簡単な回路ですが、EFHWアンテナの簡易的な調整に使えそうです。 |
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● res.20 |
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各局 フィリップスタイプのトリマは見た目でも安心できそうな製品ですね。最近は表面実装用のものが多く、使いこなせません。 本日、通販各社のトリマコンを探していましたら、マルツで22pF/250Vが¥798/1個、\700/10個、¥471/100個、33pF/250Vが\861/1個、\746/10個、\531/100個、65pF/150Vが\986/1個、\855/10個、\608/100個 です。希望者を募っての購入がお得です。 |
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● res.21 |
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最大容量が65pFのものは残り5個です。紹介した22pFや 33Pは1000個以上残っているようです。> |
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● res.22 |
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各局 EFHWなどではチューナーを使って整合を取ることが多いのですが、ランダムワイヤーのアンテナでは、9:1とか49:1 64:1などのトランスフォーマーで整合を取ることがあります。 9:1の場合、給電点のインピーダンスが450Ωになるような長さのワイヤーを使えば、整合が取れることになります。 ワイヤーの長さをうまく調整すると複数のバンドで整合を取ることができ、マルチバンドアンテナとすることができます。 そこで、このトランスフォーマーをコンパクトに作りました。ケースはペットボトルの注ぎ口と蓋を2つ合わせたものです。写真のように一方にBNCコネクタを取り付け、もう一方にアンテナワイヤーを取り付けました。GNDへの接続が必要な場合はBNCの部分から接続します。 アンテナワイヤー取り付け部にひもを絡ませて、テンションがトランスフォーマーに掛からないようにして、アンテナを伸展します。 簡単な工作ですが、実戦で使うことができました。 山 |
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● res.23 |
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各局 EFHWの場合、給電点のインピーダンスが結構高くなるので、トランスフォーマーは9:1では対応できないようです。64:1のほうが対応しやすいということです。QRPGuysでもこの64:1のトランスフォーマーを採用して、80m〜10mのバンド用のキットが頒布されています。 9:1も64:1も巻き線の方法が異なるだけですので、このケースに収容することが可能です。 ケースの外側のBNCコネクタの根元に、9mmφのOリング端子を入れておくと、カウンターポイズを取り付けるGND端子とすることができます。 山 |
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● res.24 |
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各局 EFHWの場合、49:1や64:1のトランスフォーマーで整合点を探るより、チューナーの部分で調整して整合させてしまうほうが便利な場合があります。 計算上のエレメントの長さに対して、給電点での整合を取るため、トリマーを噛ませて調整をする方法です。この方法ですと部品が少ないので小さなケースに収めることができます。ペットボトルの注ぎ口の部分1つと蓋を2つ使ってケースにしました。ホットグルーを使うと、外すことも容易ですし、再度接着するのにも適していると思います。エレメントの伸展のやり方がほぼ同じならば、トリマーの調整も毎回することが省略できそうです。 エレメントも取り付けたままにして、コンパクトで移動運用に持っていきやすくしています。 山 |
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● res.25 |
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各局 このところ、お空のコンディションがあまりよくないので、ものづくりをすることが多くなっています。前回の17mバージョンのものバンドチューナーがうまくいきましたので、気をよくして30mバンドのものを作りました。 ケースの中の配置を改良して、蓋を閉じる前の調整がやり易くなるようにしました。 私は2〜3WのQRPでの運用ですので、使う部品も受信用のものが使えます。ネットでの情報では、セラミックトリマーを使った例では10W程度でも使えるということが紹介されていました。 手軽な工作で、いろいろと試すことができるのもQRPの魅力かもしれません。 山 |
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