ミスコールを訂正してもらいたいけど…


相手のOMさんが気がついてくれない。 こんなときは、コールを繰り返すだけでなく、符号のテンポを変えてみます。 JA1QRVなのにJA1QRUと間違えられたならJA1QRのあとちょっと間をおいてVを打ちます。 [de JA1QR__V__QR__V__HW?]くらいに簡潔に返すことです。 長々と[my call is not JA1QRU but JA1QRV…]などとやると反って相手を混乱させる場合があります。 簡潔に返してまだ気がつかない場合は、間違っている部分の符号だけ速度を極端に落として見ます、リズムが急に変わると居眠りしているOMさんもハッと気がつくというしかけです。Hi
間違っている部分を連続して送ってみるのも注意を喚起します。
例えば、[de JA1QR__V__VVVV_HW?] という具合です。
 名前やQTHの場合も同じです、意識的に字と字の間隔を空けるようにします。例えば「HIRO」というハンドルの人であれば「NAME IS H__I__R__O」という風にすることで何度も相手局から「AGN PSE」とやられないで済みます。「NAME IS ***」「QTH IS ***」の***は意識して字と字の間隔を広げます。裏を返すと自分が聞きづらい符号の送信のされ方は、相手にとっても聞きづらいわけです。(注: QTHのあとのISは本来不要ですが、慣例として入れる場合が多い)

(出典:CQ Hamradio 2002/9 CW特集 by A1 CLUB)