QSLカードの書き方
 
[出典]
CQ誌 1973-05 pp.340-341 / 1983-04 pp.356-361 / 1986-01 pp.300, pp.305-306 / 1992-04 pp.352 / 1996-02 pp.198-200 / 1996-08 pp.148 / 1997-09 pp.164-165 / 1998-07 pp.234-235 / 1999-1 pp.122-123/JARL会員課(確認)/局名録/KCJ賞典部など
 
【無効になるQSL】
1.[To Radio] と[相手局コールサイン]が明記されていないもの
 
2.[Confirming Our QSO]、[交信を証明します]などと宣誓されてないもの
 
3.7項目--[年]、[月]、[日]、[時刻 JST/UTC(GMT)明記]、[リポート(RS/RST)]
  、[周波数/バンド(帯域)]、[MODE]の一項目でも欠落したもの
(注)--[年][月][日]が、2002−3−1、2002−1−3でも有効
   --「時刻」にJST/UTCのないものは無効
     JST/UTCに「*」や「○」の記号の意味が不明確、ずれて判明できないもの
   --[周波数]欄に「BAND」と明記していて、「10」とあるものは無効
     理由は10Mhzか28Mhzなのか分からない
   --周波数表示で「10.0Mhz」は無効、小数点表示は「10.1Mhz」なら有効
    「7.0000Mhz」(オフバンド)、「7015Mhz」は無効
 
  必要7項目の中、一ヵ所でも訂正したもの、訂正印が有っても無効(国際的にも)
 
4.[JCC][JCG]申請でQTHが明記されていないもの
   コード番号のみのものは無効 --JCC/JCGを付記してあれば有効
   JCGでは「郡名」のみで有効--町村名が明記なくても有効
   ハムログコードのみも無効--ハムログコードと明記する
 
5.相手局、自局が移動局で、「移動エリヤ」と「移動先QTH」が明記されていないもの
 
6.QRP表記で、3WのみではNG、QRP3Wと記入−−QRPを必ず書く
 
【無効ではないが望ましい書き方】
1.時刻のずれは、KCJコンテスト基準、QSOBank(ハムログ)は、10分以内
  LoTW(DXCC)用は、照合30分以内を有効としている
 
2.JST/UTCは何れか一方のみに決めておく--国内ばかりで DX QSO はしない人はJSTだけ
 
3.[RST]はCWをしない人は[RS]だけにしておく
 
4.1.8/1.9/10MhzのCW専用帯でも[MODE]の「CW」は明記する
 
5.海外向けQSLは、署名もしくはハンドルネームを自記するとよい
  印鑑やサインがなくても有効だが、サインするのが望ましい
 
6.「月」は英語表記で、「Jan.」などと書いた方が明確
 
7.交信データ面に、自局のコールサインを明記してあるとよい
 
8.年号「昭和/平成」などは国内向けだけで、明記する、西暦が望ましい

 TNX JA4AVO