SSBからCWに切り替えたら相手を見失ってしまった


市販リグは機種によって表示している周波数が運用モードを切り替えたときに

   1.キャリアの周波数は変わらずに表示周波数が変わるタイプ 
   2.表示周波数は変わらずにキャリア周波数が変わるタイプ   

があります。

50MHZで運用していると、移動局がSSBからCWに切り替えてそのままQSOすることが多いのですが、1のリグだとモードをSSBからCWに切り替えてもダイヤルはそのままでCW信号を受信できます。2のタイプのリグですとCWに切り替えた瞬間信号を見失ってしまいます。キャリアがシフトする分ダイヤルをちょっと回して受信可能になります。
IC-756、IC-756PROは2のセッティングでしたが、ユーザーからの要望でIC-756PRO2より周波数の表示方式が選べるようになりました。 FT-1000MPは設定で表示方式が選べるようになっています。 自分のリグがどういう動作をするのか確認しておきましょう。

(出典:CQ Hamradio 2002/9 CW特集 by A1 CLUB)