特別寄稿 |
☆ JA1VJQ 持丸さんのコメントです。
私はパワーの選択に関し、21Mはスキャッタ、伝搬上、50Wを選択して、7Mと
3.5Mは5Wに下げても実力589前後を貰えるし、バンドが混んでないので5Wで
充分と判断しました。
しかし、WW−PhoneにA1コンテストぶつけるなんて大した根性ですね。
WWに参加した人の中には、『CWも』好きな人が多数いたはず。
参加者を増やすには、この鉢合わせを回避する必要があります!!。
当日のアンテナは3.5Mはロ−タリ−DP、7Mと21MはMosleyのPR06C
いずれも3エレ八木を使用しました。
☆ JM7TKK 矢田谷さんの当日の参加記です。
21Mのスタートダッシュに乗り遅れた為に、まずは、一通りバンドをスイープ。
数局がCQを出しているのみ、賑やかになっていることを期待していたのですが、
見事に外れました。とりあえず10分ほど呼びに回った後、いよいよランニング開始。
13:23〜13:59まで21局(レートは、1局/1分42秒)そろそろ昼間の国内も
聞こえなくなる時期、まずまずの成果に満足し、あと1時間で30局は稼いで、
50局にはしたいと、皮算用。しかし、14時台はまったく伸びず8局のみ。
CQの空振りばかりで、どれどれとバンドを見回すも、皆さん同じように開店休業状態。
絶好のCondxという訳ではなかったですが、聞こえれば何とかなるという状態で、
やはりお客さんの絶対数が少なかったように思います。
7Mは気を取り直して、15時ジャストから、7016で「CQ TEST」。
2時間居座りました。(ごめんなさい)15時台は、41局で(レートは、1局/1分20秒)
さすがに7M、QRVしている局が多い。信号も安定していて、21Mのストレスが少しは
発散できました。しかし、16時台に入ると、伸び悩み24局と、15時台の約半分に終わり、
トータルで65局は、少し不満です。せめて、80局は稼ぎたかったですね。HI!HI!
3.5Mは17時から30分間は、犬の散歩のために席を離れなくてはなりません。
17時半から、仕切りなおしで聞いてみると、QRNの渦!渦!。
「何じゃ、こりゃ〜」という感じで、シグナルがほとんど取れない状態。S/Nの極端に悪い
安物のラジオのようにバンド中がノイズだらけ。無線機が壊れたのではないかと、
試しにCQを出してみると、どなたかが呼んでくれている様子。
QRZ?を2回ほどで、どうしても駄目。これは迷惑をかけると思って、呼びに回る事にしました。
ところで、私は、コンテストログにフリーソフトの「Z-LOG」を使っています。
通常は、リグとの間に簡単なI/Fをつないで、全ての操作をキーボード上から行います。
しかし、今回のコンテストはそういう訳に行きません。しかし、デュープチェックに重宝です。
デュープは特に呼びに回った時などは注意しなくてはなりません。「B4」
を打たれるのは、とても恥ずかしいことです。
さて、コンテストも終盤19時近くになって、ようやく濃霧だったものが多少視界が
開けてきました。最後の悪あがきで、ランニングを開始。数局の方にそれでも呼んで頂きました。
また、せっかく呼んでいただいたのに、取れずに何局か失礼してしまい、
この場をお借りしてお詫びいたします。
こうして、6時間のコンテストは終了しました。自営業なものですから、途中何度か
中断させられますが、ほぼフルタイムで参加できました。総括すると、OPの腕は棚に上げて
やはり、3.5の悪ノイズに尽きます。
計22局は、当初目論んでいたQSO数の1/3でした。
普段のQSOではほとんどパドルですし、「縦振り」は基礎の出来ていない自己流ですから、
自信が無かったのですが、何とか腕も痛くならずやり通せました。
普段とは又違った達成感でした。又、来年も参加する予定で、宜しくお願いいたします。
☆ 7K1CPT 山田さんの当日の参加記です。
11月27日、今年は埼玉県富士見市に移動して参加しました。
昨年は11m+11mのワイヤーにアンテナチューナーを使用して参加しましたが、
今年はモノバンドDPにこだわって運用、バンドが変わるたびにアンテナを張り替える
スタイルを取ってみました。複数のDPを近い距離に張るのは反射波が少し多くなるようで、
少しでも効率的に電波を出すためには、
多少の張替え時間のロスを考えても良いという考えでした。
タイヤベースで11mに上げた伸縮ポールの最上部には滑車を取り付け、
アンテナの給電部(バラン)を引っ張り上げるためのロープを通してあります。
アンテナの張替えと言うと時間がかかりそうですが、滑車による上げ下げと両側のロープ
を縛り付けるぺグの移動まで含めて10分以内でバンドチェンジが可能となります。
リグはK2を使用し、全バンドとも出力5Wで運用しました。
電鍵はLLAVES社のGMCというKEYを使用しました。
(実は某所からプレゼントしていただいた物で、初使用です)
コンテスト開始の10分ほど前からCQを出してみました。さっそくJR6ROU天久さんから
呼んでいただき、普通の(?)交信を開始。うまく電波が飛んでいるようでした。
交信の間にコンテスト開始時間がきてしまい、さっそく1局目のナンバー交換。
コンテストになだれ込みました。21MHzは予想していたとはいえ、
なかなかログが進みません。
8局のみの交信でアンテナを張り替えました。
7MHzはさすがに国内コンディションの良いバンドで、A1メーリングで見覚えのある
コールサインやコンテスト常連局とたくさん出会う事ができました。
7MHzが一番交信できると思い時間一杯まで運用してから3.5MHzのアンテナに張り替え
17時9分に運用再開、手首にも疲れがたまりミスキーイングも出てきましたが、
電波を出しつづけることが交信局数を伸ばす最善策と思いCQを出したり呼びに
回ったりであっという間に6時間が過ぎてしまった感じでした。
7MHzはAJDができるほど全域に飛んでいた物の、
3.5Mは8だけは交信できませんでした。
コンテスト直後に待っていたかのようにメンバーのJK1TCVからコールされラグチュ−に
突入、その後もJJ3LQP/QRP/MとQSO。スピーディなコンテスト交信も楽しいですが、
情報を送りあう交信も楽しかったです。せっかくアンテナを張ったので後も遊んでいましたが
20時14分のUA0URを最後にアンテナをおろしコンテスト移動を終了しました。
縦振のオペレーションに今後の課題は残るもののコンテストを充分楽しめた...
と感じております。
何よりもたくさんの交信相手がいたおかげです。皆さんありがとうございました。