2022年 第12回A1CLUB非常通信訓練
JS1BXH報告 結果一覧 アクティベータ予定表 実施要領
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アクティベータ報告 2022/03/14 (月) 13:35
①コールサイン:JS1BXH
②運用日:2022年3月12日・13日
③同時間:11:00〜14:00
④移動場所:固定2階バルコニー(神奈川県横浜市戸塚区)
⑤バンド:7〜50MHz
⑥リグ:KX3
⑦送信出力:10〜15W
⑧アンテナ:9.5mカーボン製釣竿直接給電アンテナ・9.5mロングワイヤアンテナ
⑨電源:外部バッテリ(MB-817NM)
⑩移動手段:徒歩
⑪詳細:
自宅が停電し、スマホやインターネットに接続できなくなった状況を仮定して、自宅2階のベランダからポータブルHF機とバッテリ、持ち運びが容易なアンテナを使ってQRVしました。
設備はいつも週末おこなっている、お散歩移動運用と同じものです。
9.5mカーボンロッド直接給電アンテナをベランダ手すりにくくりつけ、5m×4本のカウンターポイズを取り付けたATU(T1)を経由しKX3に接続し、外部バッテリはMB-817NMを使用(写真1)。
写真1
なお今回はカーボンロッドと9.5mの電線を沿わせたグラスファイバーロッド(GRP-100Mini)を設置して、比較運用しました(写真2)。
写真2
12日は、7MHz 15WでCQ。カーボンロッドでは山梨、広島、横浜の局から応答がありました。
ロングワイヤに切り替えると京都、長野、山形、小田原、千葉、香川から、ふたたびカーボンロッドに戻し、横浜2局、新潟、福島、山梨、厚木、湯河原、相模原とQSOできました。
カーボンロッドとロングワイヤは、おおむね同じような飛び・受けです。計17QSO中、11局が1stでした。
13日は、カーボンロッドとロングワイヤの比較を中心に運用(写真3)。
写真3
両アンテナを10分おきに切り替えながらCQを出して、Reverse Beacon Networkでどのくらい拾われているか確認してみました。
結果はどちらのアンテナもだいたい同じような飛びでした。RBNをチェックすると、14〜28MHzでは中国やロシア、28MHz 12WではVKまで届いています。
(カーボンロッド使用) テスト中に、7MHzカーボンロッドで千葉 、18MHzロングワイヤで横浜、14MHzロングワイヤで北海道、10MHzカーボンロッドで福岡の局と交信できました(計4QSO)。
次回の非常通信訓練では、広域指定避難場所である近所の公園へ行って移動運用したいと思います。